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ロケットポロシャツで盛り上げ 串本町職員が仕事着に活用

串本町から打ち上げられるロケットをイメージしたオリジナルのロゴマークが入ったポロシャツを着た町職員(和歌山県串本町サンゴ台で)
串本町から打ち上げられるロケットをイメージしたオリジナルのロゴマークが入ったポロシャツを着た町職員(和歌山県串本町サンゴ台で)
 日本初の民間小型ロケット発射場の建設が進む和歌山県串本町で、町職員が町オリジナルのロケットロゴマークを胸元にあしらったそろいのポロシャツを着て仕事を始めた。町によると、職員85人が購入しており、同町サンゴ台の庁舎で働く職員の半数近いという。職員は「自分たちの気持ちを盛り上げながら、来庁された方にもロケットを身近に感じていただきたい」と話している。

 同町では同町田原にできる発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げられるロケットをイメージした、町オリジナルのロゴマークや大漁旗のデザインを制作しており、商品開発などに活用してもらおうと、今年7月から利用申請の受け付けを始めた。

 同町串本にあるスポーツ用品店「K SPORTS(ケイスポーツ)」(猪村一樹代表)では、ロゴマークをあしらったボタンダウンポロシャツ(3色、税込み3900円)とポロシャツ(17色、税込み3200円)を商品開発。ともに左の胸元に直径7センチほどの大きさで、海と宇宙(そら)につながる町・串本から発射するロケットをイメージしたというロゴマークが付いており、ロケットの部分には「SPACE TOWN」、下側に「KUSHIMOTO」という文字が記されている。

 役場で希望者を募ったところ、職員のほか、議員も含めて計143着を購入。8月下旬から仕事着として活用しているという。

 青色のポロシャツを購入した町企画課の八舟誠主任(37)は「着心地もいいし、早くロケットが打ち上がってほしいという気持ちが高まる」と笑顔。田嶋勝正町長も「職員はじめ町民の皆さんにも着ていただき、ロケットの打ち上げを一緒に盛り上げていただければ」と呼び掛けている。

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