和歌山県は18日、県内で新たに64人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。17日の67人に次ぐ、過去２番目に多い数字で、２日連続で60人超となった。

　保健所管内別の内訳は和歌山市26人、田辺11人、岩出９人、新宮と橋本が各４人、御坊２人、海南１人、県外７人。

　和歌山市の「古田会計事務所」を71件目のクラスター（感染者集団）に認定した。従業員10人が市内の飲食店で約２時間、飲酒を伴う会食をしたといい、18日発表の２人を含む５人の感染が分かった。

　入院者は３２７人で、３００人を超えるのは５月２日以来１０８日ぶり。病床５１５床に占める使用率は63・５％となった。

　直近１週間の人口10万人当たり感染者数は過去最多となった17日の33・８人よりさらに多い36・８人となった。

　感染者のうち「デルタ株」によるものと判明した人は４０６人（うち確定44人、疑い３６２人）となった。