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【動画】「パンダウナギ」仲間入り 古座川町の道の駅「虫喰岩」

 和歌山県の古座川町観光協会の事務局がある同町池野山の道の駅「虫喰岩」で、体の表面が白黒のまだら模様であることから「パンダウナギ」と呼ばれる珍しいニホンウナギ1匹が展示されている。観光協会の担当者は「白浜のジャイアントパンダとは違って人目に触れるのは苦手そうだが、同じく人気者になってくれたら」と、新入りの活躍に期待している。

 観光協会によると、町内で養鰻場を営む「一栄水産」から5日に譲り受けた。この地域で採取したシラスウナギを育てたものといい「珍しいので展示させてほしい」と観光協会がお願いした。体長は60センチほどで、道の駅内に置いた水槽で飼育しており、岩陰に隠れるなどしながら過ごしている。名前はまだないという。

 6月から町地域おこし協力隊として観光協会で働いている久保拓也さん(43)は「新しい仲間がやって来て、さっそく後輩ができた。長く元気でいてくれるよう、頑張って世話をしたい」と話している。

古座川町観光協会が展示を始めたパンダウナギ(8日、和歌山県古座川町池野山で)
古座川町観光協会が展示を始めたパンダウナギ(8日、和歌山県古座川町池野山で)
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