ピンクの「ベニトンボ」生息域拡大 和歌山県全域に
体色がショッキングピンクという特徴的な南方系のトンボ「ベニトンボ」が、和歌山県内全域に広がっている。初確認から十数年たち、すでに定着している可能性が高い。
全長4センチほど。紀南では主に沿岸部のため池や流れの緩やかな河川などで見られ、年4、5回発生している。
田辺市内でも今年、稲成川の支流荒光川や新庄総合公園のため池などで目撃されている。雄が植物の先などに止まって縄張りを主張したり、周囲を巡回したりする姿が見られる。
ベニトンボは、アジアの熱帯・亜熱帯に広く分布する。日本ではかつて、沖縄本島や鹿児島県で知られていた種類だが、次第に分布域が北上、九州の他地域、四国、本州でも記録されるようになった。
全長4センチほど。紀南では主に沿岸部のため池や流れの緩やかな河川などで見られ、年4、5回発生している。
田辺市内でも今年、稲成川の支流荒光川や新庄総合公園のため池などで目撃されている。雄が植物の先などに止まって縄張りを主張したり、周囲を巡回したりする姿が見られる。
ベニトンボは、アジアの熱帯・亜熱帯に広く分布する。日本ではかつて、沖縄本島や鹿児島県で知られていた種類だが、次第に分布域が北上、九州の他地域、四国、本州でも記録されるようになった。