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白良浜は7月1日に海開き 白浜町 

海水浴客でにぎわう白良浜(2020年8月)
海水浴客でにぎわう白良浜(2020年8月)
 和歌山県白浜町の井澗誠町長は7日、白良浜の海開き(海水浴場の開設)を7月1日にすると発表した。開設期間は8月31日までの62日間。開設中は町内の観光、商工団体と新型コロナウイルスの感染症対策に取り組む。「最大限の努力をし、安心・安全な海水浴場にしたい」と話した。

 コロナ禍では昨年に続く海開きとなる。井澗町長は「感染状況を踏まえて臨機応変に対応していきたい」とも述べた。県に緊急事態宣言が発令されたり、田辺保健所管内の医療体制が逼迫(ひっぱく)したりすれば、途中の閉鎖もあり得るとの考えを示した。

 海開きをしないことのデメリットも踏まえた。開設する、しないに関わらず泳ぐ人はおり、事故が起きる危険性もあるため、開設して万全の態勢で管理した方が得策と判断した。

 白良浜は近畿を代表する海水浴場。町の観光業に与える影響は大きく、各団体は早期の開設を求めていた。

 町内にある臨海浦、江津良、椿の各海水浴場は7月17日~8月31日に開設する。

 白良浜は、昨年は7月23日に海開きした。8月31日までに訪れた海水浴客は約15万2千人だった。今年は5月3日の海開きを模索したが、延期していた。
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