県民への外出自粛要請延長 新型コロナ、和歌山市への時短は解除
仁坂吉伸和歌山県知事は28日、記者会見を開き、新型コロナウイルス対策として31日までの予定で実施していた、県民への不要不急の外出自粛の要請を延長すると発表した。今回は期限を定めず、解除時期は「感染状況を見て考えたい」とした。和歌山市の飲食店に要請していた営業時間の短縮については6月から解除する。
県は4月下旬から、全県に外出自粛を要請していた。感染者数は一時期より減少している一方、仁坂知事は「全国を考えると感染の山を完全に越したとはいえず、油断し過ぎると危ない。県内でもすぐ2桁になるような状況」と延長の理由を述べた。
一方、県が4月下旬から和歌山市内の飲食店に求めている午後9時以降の営業自粛は解除する。大阪府が飲食店に時短要請した影響で、市内に府民が流入する懸念があるとし予防的に実施していた。
仁坂知事は「外出自粛要請は続けないといけないので、時短要請も続けてもいいかなとの気持ちはある」といい、尾花正啓和歌山市長からも延長を望む声があったと明かした。一方、政府側から「和歌山は感染者が少なく、予防的な時短要請なので、続けるのはいかがなものか」という意見があったことや、市内への流入の懸念があった大阪府南部の感染者数が大きく減少していることから解除を決めたという。
学校の部活動については6月から、県内校との練習試合や大会などは対策を講じた上で可能とする。これまで、全国・近畿大会につながる大会以外は延期か中止としていた。県外校との練習試合や合同練習は引き続き禁止とする。
県は4月下旬から、全県に外出自粛を要請していた。感染者数は一時期より減少している一方、仁坂知事は「全国を考えると感染の山を完全に越したとはいえず、油断し過ぎると危ない。県内でもすぐ2桁になるような状況」と延長の理由を述べた。
一方、県が4月下旬から和歌山市内の飲食店に求めている午後9時以降の営業自粛は解除する。大阪府が飲食店に時短要請した影響で、市内に府民が流入する懸念があるとし予防的に実施していた。
仁坂知事は「外出自粛要請は続けないといけないので、時短要請も続けてもいいかなとの気持ちはある」といい、尾花正啓和歌山市長からも延長を望む声があったと明かした。一方、政府側から「和歌山は感染者が少なく、予防的な時短要請なので、続けるのはいかがなものか」という意見があったことや、市内への流入の懸念があった大阪府南部の感染者数が大きく減少していることから解除を決めたという。
学校の部活動については6月から、県内校との練習試合や大会などは対策を講じた上で可能とする。これまで、全国・近畿大会につながる大会以外は延期か中止としていた。県外校との練習試合や合同練習は引き続き禁止とする。