高齢者向けワクチン9割確保 和歌山県、6月中旬までに2回接種分
和歌山県は18日、新型コロナウイルスの高齢者向けワクチンについて、6月14日の週までの国からの配分で、県内の高齢者の9割超が2回接種できる量が確保されることになったと発表した。6月最終週までには残りの必要量が配分され、7月中には高齢者全員に2回接種できるという。
配分は4月上旬から始まっており、6月14日の週までの予定を合わせて、県内に501箱(1箱1170回分)が到着する予定。これは県内の65歳以上の高齢者約30万9千人の92・1%が2回接種できる量という。
市町村別で、最も低いのは田辺市の71・3%。県が11日に発表した5月31日の週までの配分予定でも、最も低い39・5%で、他市町村とも差が開いていた。
仁坂吉伸知事は田辺市の接種態勢が遅れているために配分できなかったとしていたが、18日の記者会見では「何とかしてくださいという話を何度もした。その結果、(田辺市は)熱心に態勢を整えた」とした。その上で「他よりもちょっと少ないが、かなりパーセンテージが上がっている。不十分だったが、もう完璧だ。市の医師会も遅まきながら協力してくるようになり、そこは評価したい」と述べた。
配分は4月上旬から始まっており、6月14日の週までの予定を合わせて、県内に501箱(1箱1170回分)が到着する予定。これは県内の65歳以上の高齢者約30万9千人の92・1%が2回接種できる量という。
市町村別で、最も低いのは田辺市の71・3%。県が11日に発表した5月31日の週までの配分予定でも、最も低い39・5%で、他市町村とも差が開いていた。
仁坂吉伸知事は田辺市の接種態勢が遅れているために配分できなかったとしていたが、18日の記者会見では「何とかしてくださいという話を何度もした。その結果、(田辺市は)熱心に態勢を整えた」とした。その上で「他よりもちょっと少ないが、かなりパーセンテージが上がっている。不十分だったが、もう完璧だ。市の医師会も遅まきながら協力してくるようになり、そこは評価したい」と述べた。