人工ふ化の稚ガニ5千匹放流 富田川にモクズガニ
和歌山県の富田川漁協(山崎武組合長)は26日、モクズガニ(イワガニ科)の稚ガニ5千匹を富田川の本流と支流の8カ所に放流した。
日高川漁協(日高川町)から、人工ふ化させた稚ガニを購入した。甲羅の大きさは約3ミリ、重さ0・02グラム。
この日は漁協関係者4人が作業に当たった。田辺市中辺路町川合では、川の流れが緩やかで水深の浅い所に数百匹を放った。
モクズガニは食用として知られる上海ガニの仲間。日本全国に分布する。別名が多く、紀南ではズガニと呼ばれる。
漁協関係者によると「毎年放流しているので、少しずつ数が増えてきているのではないか。捕獲する人も多くなってきた」と話す。
カニ籠によるモクズガニの漁期は9月1日~12月31日。捕獲には鑑札が必要。甲長5センチ以下は採取しないよう協力を呼び掛けている。
日高川漁協(日高川町)から、人工ふ化させた稚ガニを購入した。甲羅の大きさは約3ミリ、重さ0・02グラム。
この日は漁協関係者4人が作業に当たった。田辺市中辺路町川合では、川の流れが緩やかで水深の浅い所に数百匹を放った。
モクズガニは食用として知られる上海ガニの仲間。日本全国に分布する。別名が多く、紀南ではズガニと呼ばれる。
漁協関係者によると「毎年放流しているので、少しずつ数が増えてきているのではないか。捕獲する人も多くなってきた」と話す。
カニ籠によるモクズガニの漁期は9月1日~12月31日。捕獲には鑑札が必要。甲長5センチ以下は採取しないよう協力を呼び掛けている。