ダム下流で採捕した稚アユを上流で放流 日高川
和歌山県の日高川で5月1日にアユ漁が早期解禁されるのを前に日高川漁協(日高川町松瀬)は8日、日高川町で天然遡上(そじょう)の稚アユを採捕し田辺市龍神村で放流した。
日高川の河口から遡上する稚アユは、日高川町初湯川に椿山ダムがあるため、それより上流に行けない。このため漁協は毎年、ダム下流の同町若野にある堰堤(えんてい)で採捕してトラックに積み込み、ダム上流に運んで放流する「くみ上げ」をしている。
この日はくみ上げの初日。午前と午後の2回、日高川町寒川、龍神村の小家と西の3カ所で計約14万7800匹(約455キロ)を放った。体長は平均約6センチ。
くみ上げ放流の匹数は昨年が約90万匹。今年は今後の遡上状況を見て判断するという。
龍神村内では漁協が人工産のアユも放流している。体長は平均約13センチ。漁協では本年度、ダムの上流と下流で人工産アユ約120万匹の放流を予定している。
日高川の河口から遡上する稚アユは、日高川町初湯川に椿山ダムがあるため、それより上流に行けない。このため漁協は毎年、ダム下流の同町若野にある堰堤(えんてい)で採捕してトラックに積み込み、ダム上流に運んで放流する「くみ上げ」をしている。
この日はくみ上げの初日。午前と午後の2回、日高川町寒川、龍神村の小家と西の3カ所で計約14万7800匹(約455キロ)を放った。体長は平均約6センチ。
くみ上げ放流の匹数は昨年が約90万匹。今年は今後の遡上状況を見て判断するという。
龍神村内では漁協が人工産のアユも放流している。体長は平均約13センチ。漁協では本年度、ダムの上流と下流で人工産アユ約120万匹の放流を予定している。