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飲食や宿泊は利用8割減 田辺市のコロナ給付金申請者

田辺市の飲食街「味光路」
田辺市の飲食街「味光路」
 新型コロナウイルス感染症への経済対策で、和歌山県田辺市が昨年設けた「小規模事業者事業継続支援給付金」の申請者2131件の状況を分析したところ、2020年の1カ月当たりの売り上げが19年の同月と比べ、平均で67%減少していたことが分かった。特に飲食業は74%、宿泊業は85%減少している。

 給付金は20年1~6月のいずれか1カ月の売り上げが、19年同月比で30%以上減少している市内の小規模事業者が対象だった。

 市によると、20年3月末に田辺保健所管内で感染者が確認された後、消費行動が急激に縮小。飲食業や観光関連産業にいち早く影響が出た。その後、それらの事業者と取り引きのある卸小売業や交通事業者に波及。理容業や学習塾、建設、自動車修理業など幅広い業種に影響が広がっていった。

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