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新型コロナの感染怖くて 「医療機関受診したくない」2割

和歌山県庁
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 和歌山県民の2割が、新型コロナウイルスの感染が心配で、医療機関を受診したくないと考えていることが、県の調査で分かった。県は「医療機関では新型コロナの感染防止対策をしっかり取っているので、必要に応じて受診をしてほしい」と呼び掛けている。

 県が昨年12月、コロナ禍での受診状況や健康意識を把握しようと、NTTドコモの「dポイントクラブ」会員で20歳以上の県民を対象に調査。5千人から回答を得た。

 コロナ禍で医療機関を受診することをどう思うか聞いたところ「新型コロナに関係なく、治療が必要ならできるだけ早く受診したい」と答えた人が半数いた一方、「新型コロナに感染するのが怖いので受診したくない」が2割いた。

 特定健診やがん検診、健康診断、人間ドックなどの受診状況についても「例年通り受診した」が半数いたが、「毎年受診していたが今年は控えている」が1割以上いた。

 健康意識について、新型コロナ流行で変化したものを聞いたところ「マスクをするようになった」が8割近く、「正しい手洗いを意識するようになった」が6割近くと多かったが「特に変わらない」も2割近くいた。

 コロナ禍生活で増えたものについては「特に変わらない」が半数以上と最も多かったが、「インターネットの買い物」や「体重」「間食」がそれぞれ約2割あった。

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