白浜町が組み写真1位 県広報コンクール
第18回和歌山県広報コンクール(県広報協会主催)で、白浜町の2020年12月号が「組み写真の部」で1位になった。聴覚障害がある町内在住の夫婦を紹介する特集で使った5枚の写真で、審査で「シンプルにまとまっていて内容がとても伝わる」と評価された。白浜町の入賞は4年連続。
同月号は「広報紙の部」(町村部)でも4位に入賞した。広報紙作りを担当する町総務課の大平幸宏さん(35)は「協力してくださった夫妻に感謝している。これからも読んでもらえる広報紙作りに励みたい」と話している。
この夫婦は木工製作店を営んでおり、大平さんは取材時に約300枚を撮影。笑顔を浮かべる夫や、芝生の上に作品を置いて撮った写真を見開きページで組んだ。大平さんは「木のぬくもりが伝わるよう思いを込めて製作されていると取材で聞いたので、自然を感じ、かつ作者の顔も見えるようにと考えた」と構図の意図を話す。
今回の特集は「音のない世界を想像できますか」との問い掛けから始まる。夫婦を紹介する中では、障害について「不便に思わない」との思いを引き出している。穏やかな表情を浮かべる2人の写真を使った最後のページでは「見ているこちらも笑顔になる、やさしい時間でした」と締めくくっている。
コンクールは広報技術の向上が目的で、毎年開いている。今回の対象は2020年1~12月発行分。フリーペーパーを発行する会社の代表や写真家らが審査した。
紀南では今回、広報紙の部(町村部)で北山村の11月号が2位になった。「一枚写真の部」では、串本町の1月号が1位、すさみ町の8月号が3位に入った。
同月号は「広報紙の部」(町村部)でも4位に入賞した。広報紙作りを担当する町総務課の大平幸宏さん(35)は「協力してくださった夫妻に感謝している。これからも読んでもらえる広報紙作りに励みたい」と話している。
この夫婦は木工製作店を営んでおり、大平さんは取材時に約300枚を撮影。笑顔を浮かべる夫や、芝生の上に作品を置いて撮った写真を見開きページで組んだ。大平さんは「木のぬくもりが伝わるよう思いを込めて製作されていると取材で聞いたので、自然を感じ、かつ作者の顔も見えるようにと考えた」と構図の意図を話す。
今回の特集は「音のない世界を想像できますか」との問い掛けから始まる。夫婦を紹介する中では、障害について「不便に思わない」との思いを引き出している。穏やかな表情を浮かべる2人の写真を使った最後のページでは「見ているこちらも笑顔になる、やさしい時間でした」と締めくくっている。
コンクールは広報技術の向上が目的で、毎年開いている。今回の対象は2020年1~12月発行分。フリーペーパーを発行する会社の代表や写真家らが審査した。
紀南では今回、広報紙の部(町村部)で北山村の11月号が2位になった。「一枚写真の部」では、串本町の1月号が1位、すさみ町の8月号が3位に入った。