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パンダの赤ちゃん「女の子」でした 生後1カ月、順調に成長

生後1カ月を迎えたパンダの赤ちゃん(20日撮影)=和歌山県白浜町のアドベンチャーワールド提供
生後1カ月を迎えたパンダの赤ちゃん(20日撮影)=和歌山県白浜町のアドベンチャーワールド提供
 和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で暮らすジャイアントパンダの赤ちゃんが22日、生後1カ月を迎えた。順調に成長している。施設は赤ちゃんの性別を雄と発表していたが、雌だったと訂正した。24日に赤ちゃんパンダの名前の募集を始めることも併せて発表した。

 赤ちゃんは母親「良浜(らうひん)」の母乳をしっかり飲んでおり、体重は22日現在で1009グラムになった。これまでに施設で誕生したパンダと比べると平均的な伸び方という。11月22日の出生時は157グラムだった。

 パンダの赤ちゃんの性別は、過去のデータも踏まえ、肛門と尿道口の距離などから目視で判別するが、その後の飼育の中で「雌ではないか」という疑問が生じていた。体重が1キロ前後になり、雄なら触診で分かるはずの睾丸(こうがん)が確認できないことや、尿の飛び方を踏まえて21日に「雌」と確定させた。パンダの赤ちゃんは生殖器がまだ発達しておらず、判別が難しいという。

 施設の中尾建子副園長は「赤ちゃんは元気に育ってくれているし、良浜もほとんど赤ちゃんを放さずに子育てを頑張っている。私たちとしては、良浜のサポートにしっかり取り組みたい」と話した。

 名前の応募方法は、インターネット▽はがき▽施設内で直接-の3種。募集は来年2月23日まで。複数の候補を選んだ上で、決選投票で決める。施設は24日、ホームページに名前募集の特設サイトを設ける。
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