修学旅行で来館100校超 串本のジオパークセンター
和歌山県串本町潮岬の南紀熊野ジオパークセンターに本年度、修学旅行で訪れる学校数が100校を超えた。新型コロナウイルス感染症の影響で行き先を紀南など県内に変更するのが多くなったのが要因。職員らは対応に追われながらも「しっかりジオパークの魅力を伝えたい」と力を込める。
センターによると、3日現在、104校(小学校82校、中学校21校、特別支援学校1校)の計3917人が訪れている。このほか、予約も十数校ある。
ほとんどが県内の学校。例年なら小学校は京都、中学校は東京が定番だが、紀南など県内に変更し、世界遺産の熊野古道を歩いたり、自然体験をしたりする学校が増えた。センターは事前に、紀北の学校や教育委員会を訪れ来訪を働き掛けたという。
センターは昨年7月にオープンした。昨年度中に修学旅行で訪れた学校はなかったというが、本年度は9月以降に一気に増えた。
各学校は、個別に組んだプログラムに基づき、館内でジオパークガイドによる解説を聴いたり、研究員による特別セミナーを受けたりして南紀熊野ジオパークの特徴や魅力を学ぶ。町内の橋杭岩などに移動して現地学習もしている。事前に、オンライン授業や出前授業にも取り組む学校もあるという。
センターは「多くの子どもたちにジオパークについて知ってもらう機会になった。今後も理解を深めてもらえればと思う」と話す。今後、オンライン授業や出前授業の充実を図るほか、ジオパークの見どころ「ジオサイト」での現地学習も増やしていきたいという。
一方、一般の来館者数は夏場は少なかったが、秋になって多くなった。11月下旬の連休の後は減っているという。
センターによると、3日現在、104校(小学校82校、中学校21校、特別支援学校1校)の計3917人が訪れている。このほか、予約も十数校ある。
ほとんどが県内の学校。例年なら小学校は京都、中学校は東京が定番だが、紀南など県内に変更し、世界遺産の熊野古道を歩いたり、自然体験をしたりする学校が増えた。センターは事前に、紀北の学校や教育委員会を訪れ来訪を働き掛けたという。
センターは昨年7月にオープンした。昨年度中に修学旅行で訪れた学校はなかったというが、本年度は9月以降に一気に増えた。
各学校は、個別に組んだプログラムに基づき、館内でジオパークガイドによる解説を聴いたり、研究員による特別セミナーを受けたりして南紀熊野ジオパークの特徴や魅力を学ぶ。町内の橋杭岩などに移動して現地学習もしている。事前に、オンライン授業や出前授業にも取り組む学校もあるという。
センターは「多くの子どもたちにジオパークについて知ってもらう機会になった。今後も理解を深めてもらえればと思う」と話す。今後、オンライン授業や出前授業の充実を図るほか、ジオパークの見どころ「ジオサイト」での現地学習も増やしていきたいという。
一方、一般の来館者数は夏場は少なかったが、秋になって多くなった。11月下旬の連休の後は減っているという。