開始2カ月で1600人申請 田辺市民対象の観光支援
和歌山県田辺市が9月から始めた「じもたび(地元旅)キャンペーン」の第2弾が好評だ。新型コロナウイルス感染症の影響で落ち込んだ観光業を応援するため、市内の宿泊施設を利用した市民に5千円分の商品券を配布する試みで、開始から2カ月で延べ1659人に配布した。商品券は延べ1万人分を用意しており、担当者は「感染対策をしながら、ぜひ利用してほしい」と呼び掛けている。
市内にある宿泊施設で使えるフリー宿泊券などを抽選で市民に贈った第1弾に続く企画として始めた。市観光センターや道の駅など市内10カ所に設けた配布場所で、宿泊施設の領収書と本人確認書類を提示すれば商品券を受け取ることができる。領収書の対象期間は9月1日~来年2月28日。1人何回でも申請できる。
商品券を利用できる店舗は、新型コロナ対策として市が発行している「地域活性化商品券」の取扱店舗と同じで、約750店舗ある。
市観光振興課によると、近場の温泉でゆっくり過ごすリピーターや仕事での利用者もいる。10月には、市民の宿泊者数が前年同月比で5倍近くに増えた施設もあるそうだ。
担当者は「『キャンペーンはまだやっていますか』という問い合わせもあり、関心の高さを感じている。これをきっかけに地元の旅を楽しんでほしい。間もなく忘年会シーズンだが、感染対策をしっかり取りながら、食事だけでなく宿泊もセットで利用してもらえたら」と話している。
商品券の配布期間は来年2月28日まで。問い合わせは、市観光振興課(0739・26・9929)へ。
市内にある宿泊施設で使えるフリー宿泊券などを抽選で市民に贈った第1弾に続く企画として始めた。市観光センターや道の駅など市内10カ所に設けた配布場所で、宿泊施設の領収書と本人確認書類を提示すれば商品券を受け取ることができる。領収書の対象期間は9月1日~来年2月28日。1人何回でも申請できる。
商品券を利用できる店舗は、新型コロナ対策として市が発行している「地域活性化商品券」の取扱店舗と同じで、約750店舗ある。
市観光振興課によると、近場の温泉でゆっくり過ごすリピーターや仕事での利用者もいる。10月には、市民の宿泊者数が前年同月比で5倍近くに増えた施設もあるそうだ。
担当者は「『キャンペーンはまだやっていますか』という問い合わせもあり、関心の高さを感じている。これをきっかけに地元の旅を楽しんでほしい。間もなく忘年会シーズンだが、感染対策をしっかり取りながら、食事だけでなく宿泊もセットで利用してもらえたら」と話している。
商品券の配布期間は来年2月28日まで。問い合わせは、市観光振興課(0739・26・9929)へ。