最優秀は「愛のくだらない」 田辺・弁慶映画祭がオンライン表彰式
第14回「田辺・弁慶映画祭」(和歌山県田辺市の実行委員会主催、紀伊民報など協賛)最終日の15日、コンペティション部門の表彰式がオンラインで開かれた。最高賞の弁慶グランプリには、野本梢監督の「愛のくだらない」が輝いた。
「愛のくだらない」は、地方テレビ局のアシスタントプロデューサーとして働く女性が主人公。同居中の恋人との生活に疑問を持ち、別れようとした矢先に「俺、妊娠した」というあり得ない言葉を掛けられる。それを境に公私の歯車が狂い始めて…というストーリー。
野本監督は「主人公が間違いながら成長していく話。人は間違ってもまたチャンスがあるということを認められたのかなと、とてもうれしい気持ち」と喜びを語った。
今年の弁慶映画祭は、新型コロナウイルス感染症の影響で初のオンライン開催となった。新人監督が対象のコンペ部門に123作品の応募があり、その中から入選8作品を13、14の両日に公式ホームページ上で上映した。15日の「見逃し配信」も含め、延べ視聴数は2644人だった。
キネマ旬報社顧問の掛尾良夫さんら特別審査員のほか、全国から公募したキネマイスター審査員、一般の視聴者らが審査した。掛尾さんは「コロナ禍ということで応募数は例年よりも少なかったが、レベルは非常に高かった」と講評した。
グランプリ以外の受賞は次の通り。
映画・com賞=「愛のくだらない」(野本梢監督)▽TBSラジオ賞=「親鳥よ、静かに泣け」(三浦克巳監督)▽キネマイスター賞=「偽神」(小川深彩監督)▽観客賞=「マイライフ、ママライフ」(亀山睦実監督)▽俳優賞=礒部泰宏「いる」
「愛のくだらない」は、地方テレビ局のアシスタントプロデューサーとして働く女性が主人公。同居中の恋人との生活に疑問を持ち、別れようとした矢先に「俺、妊娠した」というあり得ない言葉を掛けられる。それを境に公私の歯車が狂い始めて…というストーリー。
野本監督は「主人公が間違いながら成長していく話。人は間違ってもまたチャンスがあるということを認められたのかなと、とてもうれしい気持ち」と喜びを語った。
今年の弁慶映画祭は、新型コロナウイルス感染症の影響で初のオンライン開催となった。新人監督が対象のコンペ部門に123作品の応募があり、その中から入選8作品を13、14の両日に公式ホームページ上で上映した。15日の「見逃し配信」も含め、延べ視聴数は2644人だった。
キネマ旬報社顧問の掛尾良夫さんら特別審査員のほか、全国から公募したキネマイスター審査員、一般の視聴者らが審査した。掛尾さんは「コロナ禍ということで応募数は例年よりも少なかったが、レベルは非常に高かった」と講評した。
グランプリ以外の受賞は次の通り。
映画・com賞=「愛のくだらない」(野本梢監督)▽TBSラジオ賞=「親鳥よ、静かに泣け」(三浦克巳監督)▽キネマイスター賞=「偽神」(小川深彩監督)▽観客賞=「マイライフ、ママライフ」(亀山睦実監督)▽俳優賞=礒部泰宏「いる」