事業者支援の予算枠拡大 田辺市が新型コロナ対策
和歌山県田辺市は、新型コロナウイルス感染症の経済対策として設けた「小規模事業者事業継続支援給付金」について、予算枠を2億円に拡大した。当初用意していた1億5千万円の予算枠を上回る申請が寄せられているため。同様に、新型コロナ対策で新たに始めた取り組みが対象の「応援補助金」の予算枠も2千万円から2500万円に増額した。
■ 【事業継続支援給付金】
1~6月のいずれかの売り上げが前年同月比で30%以上減少している市内の小規模事業者を対象に、一律10万円を給付する市独自の制度。5月7日から受け付けを始めた。
当初の予算枠は1500件分だったが、8月6日までの3カ月間に1751件の申請があった。このうち、3日現在で1688件の交付を決定している。
業種別では「宿泊、飲食業」26・4%、「卸売り、小売業」18・0%、「(理美容などの)生活関連サービス、娯楽業」15・9%、「建設」14・7%、「製造」7・7%―などとなっている。
市商工振興課の担当者は「当初は宿泊、飲食業が多かったが、幅広い業種に広がっている。問い合わせはいまも続いており、今後も支援していきたい」と話している。
申請期間は12月25日まで。
問い合わせは市商工振興課(0739・26・9970)へ。
■ 【コロナ対策応援補助金】
新型コロナ対策で業態を変化させたり、新たなサービスを始めたりする小規模事業者を対象に、最大10万円を補助する市独自の制度。こちらも5月7日から受け付けを始めた。
8月6日まで3カ月間の申請件数は201件。当初は飲食店のテークアウトや宅配などが多かったが、緊急事態宣言解除後は感染防止対策として空気清浄機や消毒液を購入したり、飛沫(ひまつ)防止板を設置したりといった事例が増えた。
最近では、宿泊施設が「密」を避けるため、屋外で飲食できるスペースを新設するケースもあるという。
月別では5月61件、6月65件、7月63件、8月(6日まで)12件と、継続的に申し込みがある。申請期間は当初9月30日までとしていたが、来年1月29日まで延長。それに合わせて、予算枠も増やした。補助の対象期間は4月1日~来年3月31日。
市たなべ営業室の担当者は「コロナと付き合いながら営業を続けていく中で、安心して来店してもらおうと各事業者が試行錯誤している。そういった取り組みが応援できるよう、今後も制度を周知していきたい」と話している。
問い合わせは市たなべ営業室(0739・33・7714)へ。
■ 【事業継続支援給付金】
1~6月のいずれかの売り上げが前年同月比で30%以上減少している市内の小規模事業者を対象に、一律10万円を給付する市独自の制度。5月7日から受け付けを始めた。
当初の予算枠は1500件分だったが、8月6日までの3カ月間に1751件の申請があった。このうち、3日現在で1688件の交付を決定している。
業種別では「宿泊、飲食業」26・4%、「卸売り、小売業」18・0%、「(理美容などの)生活関連サービス、娯楽業」15・9%、「建設」14・7%、「製造」7・7%―などとなっている。
市商工振興課の担当者は「当初は宿泊、飲食業が多かったが、幅広い業種に広がっている。問い合わせはいまも続いており、今後も支援していきたい」と話している。
申請期間は12月25日まで。
問い合わせは市商工振興課(0739・26・9970)へ。
■ 【コロナ対策応援補助金】
新型コロナ対策で業態を変化させたり、新たなサービスを始めたりする小規模事業者を対象に、最大10万円を補助する市独自の制度。こちらも5月7日から受け付けを始めた。
8月6日まで3カ月間の申請件数は201件。当初は飲食店のテークアウトや宅配などが多かったが、緊急事態宣言解除後は感染防止対策として空気清浄機や消毒液を購入したり、飛沫(ひまつ)防止板を設置したりといった事例が増えた。
最近では、宿泊施設が「密」を避けるため、屋外で飲食できるスペースを新設するケースもあるという。
月別では5月61件、6月65件、7月63件、8月(6日まで)12件と、継続的に申し込みがある。申請期間は当初9月30日までとしていたが、来年1月29日まで延長。それに合わせて、予算枠も増やした。補助の対象期間は4月1日~来年3月31日。
市たなべ営業室の担当者は「コロナと付き合いながら営業を続けていく中で、安心して来店してもらおうと各事業者が試行錯誤している。そういった取り組みが応援できるよう、今後も制度を周知していきたい」と話している。
問い合わせは市たなべ営業室(0739・33・7714)へ。