1円引き上げを答申 県の最低賃金
和歌山労働局は、時間額の県最低賃金について、現行より1円引き上げ、831円とするよう、和歌山地方最低賃金審議会から答申を受けたと発表した。異議申し立てがなければ10月に発効する。
中央最低賃金審議会は加藤勝信厚生労働相に、地域別最低賃金について「現行水準を維持することが適当」と答申したが、和歌山地方最低賃金審議会はそれを参考にしながら、さまざまな事情を総合的に勘案したという。
県最低賃金は2005年以降、連続して上昇。引き上げ額は年々上がっており、昨年は前年比で27円上昇した。引き上げ額が1円となったのは、リーマンショック後の09年、東日本大震災後の11年以来という。
中央最低賃金審議会は加藤勝信厚生労働相に、地域別最低賃金について「現行水準を維持することが適当」と答申したが、和歌山地方最低賃金審議会はそれを参考にしながら、さまざまな事情を総合的に勘案したという。
県最低賃金は2005年以降、連続して上昇。引き上げ額は年々上がっており、昨年は前年比で27円上昇した。引き上げ額が1円となったのは、リーマンショック後の09年、東日本大震災後の11年以来という。