22年春全線開通へ 田辺西バイパス残り1.6キロ
国土交通省の紀南河川国道事務所は、和歌山県田辺市芳養町を通る田辺西バイパスの未開通区間(1・6キロ)が、2022年春に開通する見通しになったと発表した。JR紀勢線をまたぐ高架橋の工事が3月末までで完了したことで、めどがついたという。
全線開通で、住民の利便性が高まり、交通混雑の緩和につながると期待されている。
田辺西バイパスは田辺市稲成町と同市芳養町を結ぶ3・8キロ。阪和自動車道南紀田辺インターチェンジ(IC)の供用開始に合わせて0・6キロが07年11月に開通。残る3・2キロのうち、同IC付近から県道芳養清川線までの1・6キロは14年3月に開通した。
紀南河川国道事務所によると、22年春に開通する見通しになった1・6キロの区間では、橋が三つできるが、いずれも架設工事は完了した。国道42号との合流地点のほか、県赤十字血液センター田辺出張所跡地の付近にも交差点ができる計画。大地震や津波への備えとして、避難階段も4カ所設けるという。
工事はいまも続いている。国交省は本年度予算に事業費として7億5千万円を計上した。国交省近畿地方整備局の資料によると、3月末時点の事業費ベースの進捗(しんちょく)率は86%になる。用地取得率は100%になった。
全線開通で、住民の利便性が高まり、交通混雑の緩和につながると期待されている。
田辺西バイパスは田辺市稲成町と同市芳養町を結ぶ3・8キロ。阪和自動車道南紀田辺インターチェンジ(IC)の供用開始に合わせて0・6キロが07年11月に開通。残る3・2キロのうち、同IC付近から県道芳養清川線までの1・6キロは14年3月に開通した。
紀南河川国道事務所によると、22年春に開通する見通しになった1・6キロの区間では、橋が三つできるが、いずれも架設工事は完了した。国道42号との合流地点のほか、県赤十字血液センター田辺出張所跡地の付近にも交差点ができる計画。大地震や津波への備えとして、避難階段も4カ所設けるという。
工事はいまも続いている。国交省は本年度予算に事業費として7億5千万円を計上した。国交省近畿地方整備局の資料によると、3月末時点の事業費ベースの進捗(しんちょく)率は86%になる。用地取得率は100%になった。