和歌山県は３日、新たに和歌山市の２０代事務員女性が新型コロナウイルスに感染していたことが分かったと発表した。２日に感染を発表した６０代自営業男性＝和歌山市＝の娘で、別の家に住んでいる。濃厚接触者として検査していた。これで県内で感染が確認されたのは２２人となった。

　女性は３月３０日に父親の自宅で夕食を一緒に取っている。３１日に頭痛、４月１日に３７度の熱があった。２日に６０代男性の濃厚接触者として検査し、同日陽性と判明した。３日に医療機関に入院、病状は安定しているが、やや味覚異常を感じているという。

　女性の家族や会社関係者、友人も検査する。