アマツバメが群れで飛来 和歌山県紀南地方
巣にいる時以外は常に飛んでいるという変わった習性を持つ夏鳥のアマツバメ(アマツバメ科)が、群れで和歌山県紀南地方に飛来している。上富田町生馬の野鳥愛好家、坂井正人さん(70)は「例年は数羽なのに、こんなに多く飛来するなんて」と驚いている。
坂井さんは29日、毎年この時季にアマツバメが飛来するという白浜町保呂の富田川河川敷を訪れた。待っていると、留鳥のイワツバメ(ツバメ科)やヒメアマツバメ(アマツバメ科)とともに50羽ほどの群れをつくって上空に現れたことから撮影したという。
アマツバメは全長20センチほど、羽は細長く、広げると45センチ前後になる。全体的に黒褐色だが喉と腰の辺りに白色がある。鎌のような翼を使って高速で飛び回り、餌を食べるのも交尾をするのも空中で行う。地面に降りてしまうと、歩くことも飛び上がることもできない。
坂井さんは29日、毎年この時季にアマツバメが飛来するという白浜町保呂の富田川河川敷を訪れた。待っていると、留鳥のイワツバメ(ツバメ科)やヒメアマツバメ(アマツバメ科)とともに50羽ほどの群れをつくって上空に現れたことから撮影したという。
アマツバメは全長20センチほど、羽は細長く、広げると45センチ前後になる。全体的に黒褐色だが喉と腰の辺りに白色がある。鎌のような翼を使って高速で飛び回り、餌を食べるのも交尾をするのも空中で行う。地面に降りてしまうと、歩くことも飛び上がることもできない。