和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

正しい手洗い学び練習再開 南部スポーツ少年団

「手洗いマイスター」の教えを受けた後、丁寧に手を洗う少林寺拳法南部スポーツ少年団のメンバー(23日、和歌山県みなべ町芝で)
「手洗いマイスター」の教えを受けた後、丁寧に手を洗う少林寺拳法南部スポーツ少年団のメンバー(23日、和歌山県みなべ町芝で)
 新型コロナウイルス感染症の予防、拡大防止策で練習を中止していた和歌山県の少林寺拳法南部スポーツ少年団(三前雅信代表)は23日、練習再開に当たり、手洗い教室を開いた。

 町内では2日から小中学校が休校となり、町教委は体育施設の利用を禁止していたが、16日から団体に対し、感染症対策をするなど条件付きで開放を始めた。

 同少年団も練習の再開を決め、南紀食品衛生協会の副会長を務める三前代表が、ウイルスの感染予防にと、同協会メンバーの「手洗いマイスター」、花村裕美子さんを講師に招き、子どもたちに手洗いの仕方を教えてもらうことにした。

 この日はメンバー約50人が体温を測り、マスクを着けて参加。手のアルコール消毒もした。花村さんは「手の甲や親指の付け根などが洗い残しやすい」といい、丁寧な洗い方を指導した。光を当てると洗い残しが分かる道具を使って確認しながら、子どもたちはせっけんを使って洗った。

 南部小4年の栗山穂乃花さんは「練習できずに寂しかったので、できるようになるのはうれしい。指と指の間は特に丁寧に洗った方がよいと思った」と話した。

 三前代表は「できるだけ組演武は少なくして単独演武にしたい。また組演武をする場合も、離れて接触しない形で練習するようにしたい」と話した。

公式SNS!フォローしてね!
友だち追加

アクセスランキング

趣味・娯楽

読者チャンネル

新着リリース

紀伊民報からのお知らせ