和歌山県の県立高校の合格発表が１８日、各校で一斉にあり、会場は合格者の笑顔であふれた。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、県教育委員会は、受験生・中学校関係者用のホームページ（ＨＰ）上でも公表した。　


　県教委は今回、ＨＰを受験生にも閲覧できるようにし、できるだけＨＰで確認するよう呼び掛けた。家庭でＨＰを閲覧できない受験生に配慮し、例年通り各校での掲示も実施した。

　各校では午前１０時、合格者の受験番号が張り出された。マスクをした受験生が、自分の番号を確認し、笑顔を見せていた。例年に比べて会場を訪れる受験生は少なかった。

　一方、ＨＰは発表直後にアクセスが集中し、１時間程度つながりにくくなった。

　分校を除く田辺・西牟婁の高校の合格者は次の通り。かっこ内は受験者数（スポーツ推薦や特別選考を含む）。別の学科で受験し、第２志望で合格した生徒もいる。

　【全日制】

　田辺＝普通科２００人（２１１人）

　田辺工業＝機械科８０人（８０人）、電気電子科２７人（２６人）、情報システム科４０人（４１人）

　神島＝普通科１２０人（１２５人）、経営科学科１１２人（１０７人）

　熊野＝看護科３７人（３７人）、総合学科１５３人（１５３人）

　【定時制】

　南紀＝普通科・昼２８人（２８人）、普通科・夜２人（２人）
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　追募集の出願受け付けは２４日で、学力検査などは２６日、合格発表は３０日にある。