和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

大阪便は4月から9往復に 白浜空港、高速バス乗り入れ増

 和歌山県白浜町の南紀白浜空港を拠点にする高速バスが拡充される。4月から大阪行きが増便するほか、3月からは、南海りんくうタウン駅(大阪府泉佐野市)に停車するバスが新たに乗り入れを始めている。

 空港を運営する南紀白浜エアポートは、空港を交通ネットワークの拠点とするため、バス運行各社などとの連携を深めている。

 大阪市(JR大阪駅、なんばOCAT)と空港を結ぶバスは「明光バス」(白浜町)などが1日5往復させているが、4月から9往復にする。具体的には、午後2時~6時台に空港を出発する4便と、午前11時~午後3時台に空港へ到着する4便が新たに走る。

 りんくうタウン駅に止まるバスは「田辺観光バス」(同)などが運行している。以前から白浜町内の宿泊施設と大阪を結んでいたが、3月から空港にも乗り入れるようにした。1日2往復している。

 空港には無料駐車場があるため、空港に自家用車を止めてバスに乗る「パーク&バスライド」が可能。また、新宮・東牟婁と空港を結ぶバスを「熊野御坊南海バス」(新宮市)が走らせており、エアポート社では「今回の拡充で、バスを乗り継ぐ『バス&バスライド』も利用しやすくなる」とPRしている。

 南紀白浜空港に乗り入れる高速バスには、京都行きや東京方面行きもある。

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