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笑顔見せるとシュッ 白浜空港に除菌液噴射装置

笑顔で機械から除菌液を受ける子ども(和歌山県白浜町の南紀白浜空港で)
笑顔で機械から除菌液を受ける子ども(和歌山県白浜町の南紀白浜空港で)
 和歌山県白浜町の南紀白浜エアポートは16日、南紀白浜空港ターミナルビル1階に、笑顔を感知して除菌液を噴射する装置を設置した。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、「コロナに負けるな、笑顔で除菌」というコンセプトを掲げてPRしている。

 エアポート社によると、白浜空港では、羽田との間で定期便を運航している日本航空の減便もあり、搭乗客は減っている。それでも、人々が行き交う場所で笑顔を増やし、かつ感染症予防にも取り組もうと企画した。

 装置を取り扱う「マイネム」(東京都港区)の協力で、31日まで置く。県内では初めての設置になる。同社によると、現在の装置は試作モデル。今夏の本格展開に向け、準備中の段階という。

 1回の噴射につき独自単位「エミー」が一つたまるようにしており、300エミーたまると、500ミリリットルの除菌液1本を地域の学校や福祉施設へ寄付するという。

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