和歌山県内14人目の感染 新型肺炎、大阪のライブに参加の20代女性
和歌山県は5日、湯浅保健所管内在住で派遣社員の20代女性が、新型コロナウイルスに感染したことが分かったと発表した。集団感染が疑われている大阪市のライブハウスで開かれたコンサートに参加していた。県内で感染が確認されたのはこれで14人となった。病状は安定しているという。
県によると、女性は2月19日午後6時半~9時、大阪市北区のライブハウス「Soap opera classics Umeda(ソープ オペラ クラシックス ウメダ)」であったコンサートに参加し、最前列中央で観覧していた。
女性は25日に37・2度の発熱があり、26日に医療機関を受診し、風邪との診断を受けた。27日に熱は下がったが、その後、倦怠(けんたい)感やせき、たんなどの症状が出たという。3月5日にライブハウスから、コンサート参加者は最寄りの保健所に連絡するようにとメール連絡を受けたため、和歌山市保健所に連絡し、県が自宅近くの医療機関の受診を促した。検査したところ、新型コロナウイルスに感染していることが分かった。一緒に行った和歌山市在住の友人女性は陰性という。
感染が分かった女性は、JR和歌山駅に近い、和歌山市吉田のコールセンター「ビズ プラットフォーム」に勤めており、発症後2月25~28日と3月4日は出勤していた。従業員62人が交代で、同じ部屋で勤務していることから、女性と接触した可能性のある全員を早急に検査するという。
女性と同居する母と祖母や、発症後に受診した医療機関の関係者も検査している。
女性はJR初島駅から和歌山駅までマスクを着用、普通電車で通勤していた。時間帯は日によって異なるという。
県内では2月13日から22日まで13人の感染を確認していたが、その後11日間、新たな感染は確認されていなかった。
■「参加者は連絡を」 大阪市内のライブ
このライブハウスのほか、大阪市都島区の「大阪京橋ライブハウスArc(アーク)」でも集団感染の疑いがあることから、県は対象のコンサートに参加した人は症状の有無にかかわらず、最寄りの保健所や県健康推進課に連絡するよう呼び掛けている。
対象は、2月15、16日に「大阪京橋ライブハウスArc」で、19、23日に「Soap opera classics Umeda」で開かれたコンサート。
県によると、女性は2月19日午後6時半~9時、大阪市北区のライブハウス「Soap opera classics Umeda(ソープ オペラ クラシックス ウメダ)」であったコンサートに参加し、最前列中央で観覧していた。
女性は25日に37・2度の発熱があり、26日に医療機関を受診し、風邪との診断を受けた。27日に熱は下がったが、その後、倦怠(けんたい)感やせき、たんなどの症状が出たという。3月5日にライブハウスから、コンサート参加者は最寄りの保健所に連絡するようにとメール連絡を受けたため、和歌山市保健所に連絡し、県が自宅近くの医療機関の受診を促した。検査したところ、新型コロナウイルスに感染していることが分かった。一緒に行った和歌山市在住の友人女性は陰性という。
感染が分かった女性は、JR和歌山駅に近い、和歌山市吉田のコールセンター「ビズ プラットフォーム」に勤めており、発症後2月25~28日と3月4日は出勤していた。従業員62人が交代で、同じ部屋で勤務していることから、女性と接触した可能性のある全員を早急に検査するという。
女性と同居する母と祖母や、発症後に受診した医療機関の関係者も検査している。
女性はJR初島駅から和歌山駅までマスクを着用、普通電車で通勤していた。時間帯は日によって異なるという。
県内では2月13日から22日まで13人の感染を確認していたが、その後11日間、新たな感染は確認されていなかった。
■「参加者は連絡を」 大阪市内のライブ
このライブハウスのほか、大阪市都島区の「大阪京橋ライブハウスArc(アーク)」でも集団感染の疑いがあることから、県は対象のコンサートに参加した人は症状の有無にかかわらず、最寄りの保健所や県健康推進課に連絡するよう呼び掛けている。
対象は、2月15、16日に「大阪京橋ライブハウスArc」で、19、23日に「Soap opera classics Umeda」で開かれたコンサート。