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田辺梅林1週間早く閉園 3月1日まで

見頃のピークを過ぎた田辺梅林(23日、和歌山県田辺市上芳養で)
見頃のピークを過ぎた田辺梅林(23日、和歌山県田辺市上芳養で)
 新型コロナウイルスの感染拡大により、和歌山県田辺市上芳養の紀州石神田辺梅林は、3月8日までだった開園期間を1日までに短縮する。今季は開花時期が早かった上、天候不良が重なり、見頃も過ぎているという。運営する紀州田辺観梅協会は「非常に残念。来園者は例年の半分程度だった」と話している。

 梅林は2月8日に開園したが、来園者のピークと見込んでいた16日は天候不良でイベントが中止。その後も天候不良で、早く開花した花が散るなどして、23、24日の連休も来園が伸び悩んだ。市街地から車で行く場合、同市上秋津の奇絶峡近くの県道が通行止めになっていることも影響した。

 早期閉園で、3月7日に予定していた神島高校生徒が運営する神島屋の梅スイーツの販売は中止。同8日の餅まき大会は1日午後2時に変更して実施する。

 閉園に合わせ、石神市や特製弁当の販売、観梅スピードくじなども終了する。

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