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2025年大阪·関西万博:タヤーニ外相、バッターニ大使、フィジケラ大司教によるイタリアパビリオンの開館式

 
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202504157403-O1-OvTTQDuX
イタリアパビリオンの開館式


*2025年大阪万博のイタリア館が正式にオープン。開館式に出席したアントニオ・タヤーニイタリア副首相兼外務大臣、万博イタリア・コミッショナージェネラルのマリオ·バッターニ大使、新福音化推進評議会議長兼万博ローマ教皇庁パビリオンのコミッショナージェネラルのリノ・フィジケラ大司教が出席

*公式テープカットの後、建築家マリオ·クチネッラ氏とともにパビリオンを視察。輸出行動計画「アジア太平洋地域へのフォーカス」を発表。バチカン美術館所蔵のカラヴァッジョ作「キリストの埋葬」の公開式

*イタリアパビリオンの後援者であるセレナ・アウティエリ氏とカラビニエリ軍楽隊による音楽パフォーマンス。イタリア自転車競技元チャンピオンのビンチェンツォ・ニバリ氏が招かれ「ジロ·デ·イタリア」に捧げられたコーナー



【大阪2025年4月15日ANSA=共同通信JBN】 アントニオ·タヤーニ(Antonio Tajani)副首相兼外務大臣出席のもと、13日、2025年大阪·関西万博のイタリアパビリオンが開館しました。大臣の訪問は、万博がイタリア企業の国際化を推進する機会を提供することを強調し、ジョルジャ·メローニ(Giorgia Meloni)首相が署名した戦略的パートナーシップやセルジョ·マッタレッラ(Sergio Mattarella)大統領の訪問によって一層強化されたイタリアと日本の関係の重要性を再確認するものです。

MCA - Mario Cucinella Architectsによって設計されたイタリアパビリオンは、「アートは命を再生する」というテーマに、劇場、ポルティコ、広場、庭園など、都市の都市的·社会的アイデンティティーの象徴的な場所であるルネサンスの理想都市にインスピレーションを得ています。これらはすべて、2025年大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」について、より幅広く考察するための出発点になります。

タヤーニ氏は次のように述べました。「イタリアパビリオンは、イタリアのシステマ・パエーゼ(システムとしてのイタリア国家)とメイド・イン・イタリアを、アジア太平洋地域および世界全体で総合的に推進するための国際的なショーケースとして機能します。イタリアが2025年大阪・関西万博に参加することは、わが国のビジネスの国際化を支援し、輸出を促進し、投資を誘致し、イタリアの卓越した技術と職人技の評価を高める、またとないチャンスです」

「日本はすでにイタリアにとって、中国、インドに次ぐアジア第3位の貿易相手国となっています。-2024年に2国間貿易額は126億ユーロに達し、イタリアの輸出額は82億ユーロと過去最高を記録しました。これらの成果は、万博のような機会や、最近のイタリア共和国大統領の東京公式訪問で示された非常に緊密な2国間の政治対話によって、さらに強化される可能性があります」

2025年大阪・関西万博のイタリア・コミッショナージェネラルであるマリオ・バッターニ(Mario Vattani)大使は次のようにコメントしています。「イタリア·パビリオンはシステムとしてのイタリアの主要な関係者全員が、過去数カ月にわたって取り組んだ協調の成果です。2025年大阪・関西万博は、イタリアの最高の成果を促進するとともに、日本、アジア一帯そして世界中でイタリアのイメージを刷新する世界的な舞台を提供します」。同大使は「3000万人以上の来場者が見込まれるこのイベントで、イタリアの美しさを余すところなく紹介します」と続けました。

開館式には、2025年大阪・関西万博ローマ教皇庁パビリオンのコミッショナージェネラルであり新福音化推進評議会議長のリノ・フィジケラ(Rino Fisichella)大司教も出席しました。ローマ教皇庁パビリオンは、万博史上初めてイタリアパビリオン内に専用セクションを設けて開催されます。

この機会にバチカン美術館所蔵のカラヴァッジョの名作「キリストの埋葬」(1604年)が貸し出され、公開されました。

 フィジケラ氏は「この特別なイベントの企画に際し、イタリア政府と協力して下さったイタリアパビリオンのホスピタリティーと献身に心から感謝を申し上げます」と述べました。「教皇庁パビリオンは、この傑作『キリストの埋葬』に体現された、希望の象徴としての美を世界に披露できることを誇りに思います。このカラヴァッジョの絵画は、バチカン美術館のコレクションの中でも唯一無二のものであり、この特別な機会に海外に持ち出されました。これは、福音宣教の特別な手段としての芸術の偉大さを共有するという教皇庁の取り組みを示しています」。

公式テープカットと国歌斉唱の後、式典は、コミッショナージェネラルのバッターニ氏とマリオ・クチネッラ(Mario Cucinella)氏の案内でイタリアパビリオンのガイドツアーへと続きました。

タヤーニ氏と随行代表団は、「ファルネーゼのアトラス」、レオナルド・ダ・ヴィンチの「Codex Atlanticus(アトランティコ手稿)」、カラヴァッジョ作「キリストの埋葬」(1604年)、およびMimmo Paladino、Jago、Boccioni、Oriana Persico、Francesca Leoneの作品など、展示されている主要な美術作品やインスタレーションを鑑賞しました。

この日は、潜在的可能性の高い非EU市場への「Action Plan for Export(輸出行動計画)」の一環として「Asia-Pacific Focus(アジア太平洋地域へのフォーカス)」のプレゼンテーションも行われ、コンフィンドゥストリア(Confindustria)輸出・投資誘致担当副会長のBarbara Cimmino氏、Confartigianato会長のMarco Granelli氏、アルタガンマ(Altagamma)会長のMatteo Lunelli氏、Confcommercio(イタリア商業連盟)国際化・外国貿易担当副会長のRiccardo Garosci氏、Danieli最高経営責任者(CEO)のGiacomo Mareschi Danieli氏、Versalis ENIのCEOであるAdriano Alfani氏、Bracco Imaging副社長兼CEOのFulvio Renoldi Bracco氏、ICE Agency社長のMatteo Zoppas氏、SIMEST(イタリア海外進出企業促進会社)のCEOであるRegina Corradini d'Arienzo氏、SACE(イタリア外国貿易保険)のCEOであるAlessandra Ricci氏、ならびにCDP(イタリア預託貸付公庫)の国際市場開発責任者であるLaurent Franciosi氏らが登壇しました。

イベントは、イタリア自転車競技元チャンピオンのビンチェンツォ・ニバリ(Vincenzo Nibali)氏とRCS SportのCEOであるPaolo Bellino氏を招いた「Giro d'Italia(ジロ・デ・イタリア(イタリア・プロ自転車ロードレース))」に捧げるコーナーが短時間設けられて、締めくくられました。

式典では、2025年大阪・関西万博イタリアパビリオンのゴッドマザー(後援者)であるセレナ・アウティエリ(Serena Autieri)氏と1970年の大阪万博の開催から55年を経て再び大阪万博の幕を開くカラビニエリ軍楽隊によるパフォーマンスが披露されました。

ソース: General Commissioner’s Office of Italy for Expo 2025 Osaka

 



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