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担い手へ8人入構、農林大学校

研修生を代表し、宣誓する大谷涼太さん(中央)=和歌山県上富田町生馬で
研修生を代表し、宣誓する大谷涼太さん(中央)=和歌山県上富田町生馬で
 和歌山県農林大学校林業研修部(上富田町生馬)の林業経営コースの入講式が9日にあった。9期生の8人が、将来の林業の担い手を目指し、研修に励むことを誓った。


 林業経営コースは、林業を行う上で必要となる経営知識や専門技術の習得、資格取得などを目指す新規就業希望者に向けたコース。研修期間は1年間で、育林・造林技術や森林・林業経営、木材利用、林業機械について学ぶ。

 本年度は和歌山市や紀の川市、那智勝浦町のほか、大阪府、兵庫県、神奈川県からの18歳から55歳までの研修生(男性7人、女性1人)が入講した。

 式辞で山本浩之校長は「研修を通じて厳しい現場条件に対応できる技術力、精神力、応用力など多くのものを学び、身に付け、自信を持って修了式が迎えられるよう頑張ってほしい」と呼びかけた。

 研修生を代表し、大谷涼太さん(18)は「仲間と切磋琢磨(せっさたくま)しながら友情を深めていきたい。私たち研修生は自ら考え、行動できる林業従事者となるよう、全力で研修に挑むことを誓います」と宣誓した。

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