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京都先端科学大学工学部キャップストーンプロジェクト2024年度活動報告

フクシマガリレイ株式会社
フクシマガリレイ株式会社(本社:大阪市西淀川区、代表取締役 社長執行役員 福島 豪)は、京都先端科学大学工学部(住所:京都府京都市右京区)にて実施されたキャップストーンプロジェクトのパートナー企業として2024年1月~2025年1月までの1年間、京都先端科学大学の学生の学びをサポートしました。昨年に続き2回目の参画となります。



キャップストーンプロジェクトとは、京都先端科学大学の3年生・4年生対象に実施される教育カリキュラムで、企業が抱える技術的な課題を学生に提示し、チーム単位で企業と協働しながらプロジェクトを進めていくことで、リアルな体験学習ができる教育プログラムです。学生はチームワークとコミュニケーション力を駆使しプロジェクトを進行する中で就業意識を醸成し、社会における自分の役割を認識し、知識や技術を深めることを目的に実施されています。

当社は1年間、週に1回のオンラインミーティングで進捗確認や、シミュレーション、実験など学生の皆さんのアイデアを尊重し、仕様検討から試作、評価を当社の若手社員と一緒に試行錯誤しながら進めました。最終発表会までの短い期間に改善策の検討を進めるなど、自分たちで考え実施していく行動力は素晴らしく、当社にとっても学ぶところの多い取り組みとなっております。

■フクシマガリレイサポートメンバー
【チーム24K27】
滋賀(水口)工場 開発一部 根岸、開発一部一課 八尋・大林、開発一部二課 久井・木下

【チーム24K11】
滋賀(水口)工場 開発二部 大塚、開発二部四課 原田・宮木

■スケジュール
2024年
 3月:各企業と京都先端科学大学が協力してプロジェクト課題案(英文)を作成。
 4月:学生は各企業のプロジェクト課題案を調査し、希望やチーム構成を検討。
 5月:チームメンバーが確定、希望するプロジェクトの選定、アンケート実施。
 6月:各チームが取り組むプロジェクトが確定、フクシマガリレイ滋賀(水口)工場見学。
 7月:実施計画発表、交流会、表彰式。
 8月:プロジェクトの実施。
 9月:プロジェクトの実施。
 10月:プロジェクトの実施。
 11月:中間発表会、交流会、表彰式。フクシマガリレイ滋賀(水口)工場にて実験。
 12月:プロジェクトの実施、最終発表に向けて成果物と発表用資料を完成させる。
2025年
 1月:最終発表会、交流会、表彰式 ※4年生は、最終レポート(英語)を提出。

■京都先端科学大学 工学部 足立先生の声
フクシマガリレイの皆さまには、昨年度に引き続き2024年度も京都先端科学大学工学部の(プレ)キャップストーンプロジェクトに多大なるご支援をいただき感謝申し上げます。今年度も、学生たちは実践的なプロジェクトを通して成果物を残すべく悪戦苦闘してきました。個人的には、フクシマガリレイの方から学生に対して「プロジェクトではチーム全員が参加するように」とご指導いただいた点が印象に残っております。おかげさまで、学生達は「誰かがやってくれるでしょ」という消極的な態度がなくなり、一人一人がプロジェクトに対して何か貢献できないかを日々考えて動いていました。本学工学部の学生には、その多様性から生まれる前向きなモチベーションとチームワークによって、未来の社会を担ってくれることを期待しています。フクシマガリレイの皆さまと共に学生の成長過程や成果の創出に関わることができて嬉しく思っております。改めて、本年度も(プレ)キャップストーンプロジェクトにご協力いただき誠にありがとうございました。

■フクシマガリレイ 参加した社員の声
【チーム24K27】
企業と学生で課題解決に取り組み、その成果を発表するという試みに今年度も参画させていただきました。今年度は「結氷・霜発生のシミュレーション」を題目とし、我々にとっても新しい試みを行いました。打合せを重ねるごとにショーケースを理解していく知識の吸収力、シミュレーションという新しい取り組みに対して、自分たちで考え実施していく行動力は素晴らしいと感心させられました。
最後は実機評価と比較するという段階まで持っていく事が出来ました。学生メンバーと接することで、当社の若手社員にとってもよい刺激となったと思います。今後もサポートを継続し新しい事にチャレンジする姿勢を忘れないようにしていきたいと思います。

【チーム24K11】
今年度は、フィルター自動清掃を課題に、チーム24K11の皆さんとマッチングさせていただきました。学生の皆さんのアイデアを尊重し、仕様検討から試作、評価を当社の若手社員と一緒に試行錯誤しながら進めました。
学生が製作した試作機をショーケースに取り付け、共に滋賀(水口)工場で実機確認試験を行いました。冷凍機には取り付けできたのですが、ショーケースの架台部にはうまく収まりませんでした。最終成果発表までの時間は少なかったものの、学生たちはあきらめずに改善策の検討を重ねてくれた結果、無事にチーム目標としていた、フィルターの自動清掃装置の成果物を生み出してくれました。インターンシップよりも長期間にわたって学生と関わることができるため、学生にとってもは、より深く開発業務や当社のことを知ってもらえる経験となり、社員にとっても、多様な国籍の学生との関わりや、指導するという立場を経験することで、新たな発見、刺激をもらう機会となりました。

<フクシマガリレイ株式会社 会社概要>
代表者:代表取締役 社長執行役員 福島 豪
本社所在地:大阪府大阪市西淀川区竹島2-6-18
設立:1951年12月
資本金:27億6千万円
売上高:連結1,158億円(2024年3月期)
事業内容:業務用冷凍冷蔵庫、冷凍冷蔵ショーケース、その他冷凍機応用機器の製造・販売・メンテナンス、店舗システム、厨房総合システムの設計・施工
URL:https://www.galilei.co.jp/
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