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ボンズ創設25周年の歩みを描いたドキュメンタリー『Bones 25_Dreaming Forwards』日本初上映
新潟市中央区で開催中の「第3回新潟国際アニメーション映画祭」2日目の16日、日報ホールにて、アニメ制作スタジオ「ボンズ」の創設と25年にわたる歩みを描いたドキュメンタリー番組 『Bones 25_Dreaming Forwards』(2024年、監督:ジャス)の特別上映(無料)が行われた。
【画像】『鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星』の上映も
ボンズは、『機動戦士ガンダム』で知られるサンライズに所属していた南雅彦氏が、1998年10月に退社後、逢坂浩司氏、川元利浩氏らフリーアニメーターとともに設立。『カウボーイビバップ 天国の扉』や『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』、『僕のヒーローアカデミア』など、数々の名作を生み出してきた。
上映前には南代表が登壇し、「制作会社というのは、どちらかというと裏方の存在であり、一番大切なのは作品を見てもらうことです。自分たちからドキュメンタリーを作ろうとはなかなか思いつかないのですが、今回はクランチロールさんの提案で制作していただきました」と、制作の経緯を説明した。
番組は、ソニーグループ傘下のアメリカの動画配信サービス 「Crunchyroll(クランチロール)」 が企画し、フランスの制作会社 「DeltaRocket(デルタロケット)」 が制作。海外ではすでに話題になっていたが、日本では未公開だった作品であり、本上映が日本初公開となった。
本作は 「ボンズの歴史」、「スタイルと独創性」、「成功したアダプテーション」、「メタリックルージュ:ボンズの未来」の4部構成(各24分×4話)で展開。ボンズの南代表をはじめ、漫画 『モブサイコ100』 の作者・ONE氏、『カウボーイビバップ』『スペース☆ダンディ』 の監督・渡辺信一郎氏、『文豪ストレイドッグス』 の原作者・朝霧カフカ氏、『メタリックルージュ』 の監督・堀元宣氏、総監修・シリーズ構成の出渕裕氏、テレビ局の担当者など30人以上の関係者が出演し、ボンズの魅力と歴史をひも解いていく。全編日本国内で撮影され、ナレーションも日本語で、声優の諏訪部順一が務めている。
南代表は、「当初9人ほどでスタートした会社でした。サンライズから仕事をいただきながら 『エスカフローネ』(2000年) や 『カウボーイビバップ 天国の扉』(2001年) などの劇場アニメを制作し、同時に 『機巧奇傳ヒヲウ戦記』(2000年) のような、サンライズ時代から温めていたオリジナル作品にも挑戦しました。こうしてオリジナル作品と原作ものの両方にこだわりながら、なんとか25年間やってきました。本作を通して、その歩みを少しでも感じ取ってもらえたら」と語った。
今回の貴重な上映を観るために東京から訪れた30代と40代の男性2人は、「アニメ制作の裏側や、クリエイターの仕事観など深い部分を知ることができて、とても楽しかったです。作品づくりにおけるストイックさと、自由で働きやすそうな雰囲気のバランスが印象的でした」「ボンズには 『交響詩篇エウレカセブン』 などのオリジナル作品のイメージが強かったので、原作もののアニメ化も得意なスタジオだということを再認識しました」と感想を語った。
また、ボンズ作品の中で一番好きなタイトルを聞くと、30代の男性は「この作品からボンズにハマったので」と『ラーゼフォン』(2002年)。40代の男性は『エスカフローネ』や『交響詩篇エウレカセブン』 を挙げていた。
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また、ボンズ作品の中で一番好きなタイトルを聞くと、30代の男性は「この作品からボンズにハマったので」と『ラーゼフォン』(2002年)。40代の男性は『エスカフローネ』や『交響詩篇エウレカセブン』 を挙げていた。
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