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◆茶の湯文化による豊かな心の醸成と都市魅力向上を目指して◆茶の湯カルタアプリを日英両言語で制作~ さかい利晶の杜 開館10周年イベント(3月20日)で初公開 ~
関西大学総合情報学部・堀雅洋ゼミは、堺茶の湯まちづくり条例を推進する堺市との地域連携事業の一環として、茶の湯文化を身近に感じてもらえる「茶の湯カルタ」をさかい利晶の杜と協働で制作してきました。このたび、海外の方にも茶の湯文化について楽しみながら理解を深めてもらえるように英語版の茶の湯カルタを新たに作成しました。さらに、カルタアプリを開発するとともに茶の湯カルタの内容を概観できるフライヤー(チラシ)と映像を日本語・英語両言語で制作しました。これらのアプリとコンテンツを堺市の文化観光拠点であるさかい利晶の杜 開館10周年記念イベント(3月20日開催)で公開します。
【本件のポイント】
・茶の湯文化について楽しみながら理解を深めるカルタアプリ(日本語版・英語版)を開発
・茶の湯カルタの内容を概観できるフライヤー(チラシ)と映像を日英両言語で制作
・さかい利晶の杜 観光案内展示室で2025年3月20日より展示公開
■ 楽しみながら茶の湯文化を身近に感じてもらうカルタアプリ
茶の湯カルタアプリは、画面に並んだ絵札の中から、読み札の問いにあてはまる絵札を選択するクイズの要領で楽しむことができます。読み札は上の句と下の句に分かれ、上の句は対象となるモノ・コトについて考えてもらう問いかけ、下の句は絵札が取りやすくなるヒントになっています。
日本語版・英語版どちらも絵札4枚から選択する「簡単コース」、絵札8枚から選択する「難しいコース」が用意されています。「難しいコース」では、百人一首かるたのように最初に上の句が表示されてから下の句が表示されるまで数秒の間隔をあけて、その間に考えながら絵札を選んでもらいます。また、小中学生や海外の方々にもカルタを楽しんでもらえるように、「簡単コース」は読み札の問いを見れば簡単に絵札を取ることができる、いろはカルタ形式になっています。
「簡単コース」「難しいコース」それぞれ最後にランキングとして、より早く正確に(お手付きをせずに)回答した上位5件の記録が表示されます。難しいコースでは、下の句が表示されるまでに少しでも早く正解の絵札を選択できればより上位にランクされます。各コースとも画面にはランダムに選ばれた絵札が表示されるため、カルタアプリを繰り返しプレイすることで茶の湯について少しずつ理解を深めていくことができます。
■ 茶の湯カルタの全体像を概観するフライヤーと映像コンテンツ
茶の湯カルタは、茶事や茶会の流れ、茶席での所作や道具、客への心遣いを36組の絵札・読み札で表現しています。ただし、カルタアプリではゲーム性を高めるためにランダムな順序で画面上に絵札が配置されるため、アプリで選択した様々な絵札やその説明がどのように関連しているのか把握しにくいところがあります。そこで、カルタアプリで体験した個別・断片的な内容を相互に関連付けて概観できるようにするため、絵札36枚のうち22枚のイラストを用いて図的表現(インフォグラフィックス)を作成しました。さらに、インフォグラフィックスでの説明の流れに合わせて、その内容を分かりやすくご覧いただける映像(4分17秒)を制作しました。これらのコンテンツも日本語版・英語版を作成しています。
■ さかい利晶の杜で3月20日より展示公開
利晶の杜10周年記念イベント当日(3月20日)より、茶の湯カルタアプリは館内で体験いただくことができます。茶の湯カルタの内容を概観するインフォグラフィックス(フライヤー)はA4サイズのチラシとして日本語版・英語版を配布し、映像コンテンツは日本語版を館内で上映します。これらのアプリとコンテンツは、長らく受け継がれてきた茶の湯文化の一端を実感するきっかけとなることが期待されます。
< 堺市の文化観光拠点「さかい利晶の杜」>
さかい利晶の杜は、堺の偉大な先人、千利休と与謝野晶子の生涯や人物像を通じて、堺の歴史・文化の魅力を発信する文化観光施設です。展示だけでなく、椅子席でお抹茶とお菓子を味わう立礼呈茶や、茶道三千家の指導のもとお茶を点てる茶室お点前体験などもお楽しみいただけます。
【所在地】 堺市堺区宿院町西2丁1-1
【アクセス】 阪堺線「宿院」駅より西へ約100m、南海本線「堺」駅より南東へ約800m
【開館時間】 9:00〜18:00
【休館日】 第3火曜日(祝休日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~1月3日)
【ホームページ】 https://www.sakai-rishonomori.com/
▼本件の詳細▼
関西大学プレスリリース
https://www.kansai-u.ac.jp/ja/assets/pdf/about/pr/press_release/2024/No74.pdf
▼メディア関連の方▼
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▼本件に関する問い合わせ先
総合企画室 広報課
小林、伊地知、明原
住所:大阪府吹田市山手町3-3-35
TEL:06-6368-0007
FAX:06-6368-1266
メール:kouhou@ml.kandai.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/
プレスリリース詳細へ https://digitalpr.jp/r/105907
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