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JFL昇格へ活躍誓う サッカーアルテリーヴォ、和歌山県紀南出身の2選手

今季の活躍を誓った和歌山県串本町出身の小久保裕也主将(右)と新規加入した新宮市出身の杉浦晃太選手=11日、和歌山市で
今季の活躍を誓った和歌山県串本町出身の小久保裕也主将(右)と新規加入した新宮市出身の杉浦晃太選手=11日、和歌山市で
 関西サッカーリーグ1部で戦う「アルテリーヴォ和歌山」は11日、和歌山市内で記者会見を開いた。4月に開幕する今季からチームを率いる三枝寛和監督(43)は「(一つ上のカテゴリーである)JFL(日本フットボールリーグ)昇格へ全力で向かっていきたい」と決意を語った。

 選手は29人で、新加入は14人(11日現在)。在籍4年目になる串本町出身のDF小久保裕也選手(28)が3季連続で主将を務める。紀南地方関係では、新宮市出身のMF杉浦晃太選手(22)が新たに加わった。

 串本古座高校(串本町)出身の小久保選手は会見で「良い準備をして、覚悟を持って戦いたい。必ずJFLに昇格し、その先のJリーグ入りにつなげられるよう努力する」と誓った。

 杉浦選手は地元のクラブでサッカーを始め、近大新宮高校(新宮市)から近畿大学へ進学。新卒でのチーム入団を決めた。県内にJリーグのチームがない現状を憂い、和歌山を盛り上げたいと考えたという。「自分が頑張れば、後に続く子どもたちもサッカーを続けてくれるのではないかと思った」と語った。

 会見では今季のユニホームのお披露目もあった。右肩に「和歌山」の3文字を初めて入れた。「和歌山愛」と「和歌山を背負う覚悟」を示すためだという。

 アルテリーヴォ和歌山は2007年に発足。昨季は6勝2敗6分で8チーム中3位だった。

 今季の初戦は4月12日。和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場で「神戸FC1970」(兵庫県)と戦う。第13節(9月14日)では、上富田町朝来の上富田スポーツセンターで「FC.AWJ」(兵庫県)と対戦する予定。

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