鬼面札の制作大詰め 節分向け、和歌山県田辺市の熊野本宮大社
節分(2月2日)に向け、和歌山県田辺市本宮町の世界遺産・熊野本宮大社では28日、厄よけのため玄関などに張る「鬼面札」の制作が大詰めを迎えている。
本宮大社の鬼面札(縦21センチ、横30センチ)はコロナ禍退散を願って2022年から始めたもので、鬼の面や烏文字の牛王符などの図柄に、神職が宝印を押すなどして仕上げている。約300枚作り、2日に営まれる節分祭(午前10時~)や追儺(ついな)式(午後4時~)に参列した厄年の人、節分から2月末まで厄除開運の祈祷(きとう)を受けた人に授与する。
今年は新たに「厄祓玉(やくはらいだま)」も用意。粘土で作った穴の開いた白い玉に息を吹き込み、祓場(はらいば)に向かって投げて割ることで厄を落としてもらう。節分から2月末までの期間中に祈祷を受けた人が対象で、限定400個。
九鬼家隆宮司(68)は「皆さんの厄を払いのけて一年を平穏で過ごしていただきたいという思いで、節分を迎えたい」と話している。
本宮大社の鬼面札(縦21センチ、横30センチ)はコロナ禍退散を願って2022年から始めたもので、鬼の面や烏文字の牛王符などの図柄に、神職が宝印を押すなどして仕上げている。約300枚作り、2日に営まれる節分祭(午前10時~)や追儺(ついな)式(午後4時~)に参列した厄年の人、節分から2月末まで厄除開運の祈祷(きとう)を受けた人に授与する。
今年は新たに「厄祓玉(やくはらいだま)」も用意。粘土で作った穴の開いた白い玉に息を吹き込み、祓場(はらいば)に向かって投げて割ることで厄を落としてもらう。節分から2月末までの期間中に祈祷を受けた人が対象で、限定400個。
九鬼家隆宮司(68)は「皆さんの厄を払いのけて一年を平穏で過ごしていただきたいという思いで、節分を迎えたい」と話している。