珍しい「ナべコウ」飛来 和歌山県串本町の田原川
和歌山県串本町田原の田原川で23日、全国的に珍しいナベコウ(コウノトリ科)が確認された。日本野鳥の会県支部会員によると、紀南地方に定着している個体とみられ、餌となる魚類を探して広い範囲を飛び回っているという。
全長約1メートルで羽を広げると約1・5メートルとなり、全身が黒く、くちばしが赤いのが特徴。首回りに緑色の光沢ある羽がある。ユーラシア大陸の温帯部やアフリカ大陸中南部に分布し、日本には迷鳥として飛来する。
田原川では他のサギ科の鳥に交ざり、魚を探す姿が見られた。
22日に初めて姿を確認した同町西向の写真愛好者の長谷洋さん(58)は「とても大きな鳥で見たことがなかった。紀南でもかなり珍しいのではないか」と話した。
日本野鳥の会県支部会員は「とても珍しいので姿を見たい人もいると思うが、遠くから見守ってほしい」と呼びかけている。
全長約1メートルで羽を広げると約1・5メートルとなり、全身が黒く、くちばしが赤いのが特徴。首回りに緑色の光沢ある羽がある。ユーラシア大陸の温帯部やアフリカ大陸中南部に分布し、日本には迷鳥として飛来する。
田原川では他のサギ科の鳥に交ざり、魚を探す姿が見られた。
22日に初めて姿を確認した同町西向の写真愛好者の長谷洋さん(58)は「とても大きな鳥で見たことがなかった。紀南でもかなり珍しいのではないか」と話した。
日本野鳥の会県支部会員は「とても珍しいので姿を見たい人もいると思うが、遠くから見守ってほしい」と呼びかけている。