12月21日のオンライン・プレイベントの講師は株式会社omochiの土井仁吾さん。食を通じて自分の価値観を知り、被災後の生活を想像する問いに取り組みました。
土井さんはまず「試験勉強や仕事などの日常生活で心や身体の疲れをいやす食べ物は何か」と問いかけ、参加者はリンゴやラーメン、黄金糖(あめ)などを挙げました。しかし、災害時の避難所では欲しいものが手に入りません。
土井さんは「自分を元気にしてくれる食べ物の『おいしい』の価値観を探り、外せない点を他の食品で代替できないかを考えます」と、発想の転換をアドバイスしました。
参加者は「好きな食べ物のどんな点を気にいっているのかが分かると、代替を作れるかもしれないと初めて知った。災害時の避難所生活についてもっと深く知りたい」と話しました。