“白衣×AI×サステナブル” 廃棄生地を減らす革新的医療用ユニフォーム誕生:メディカルアパレルブランド「クラシコ」
クラシコ株式会社
AI技術を活用して生地廃棄を最小限に抑える次世代のものづくりを実現
テーラード技術を取り入れた白衣を中心に、メディカルアパレルの企画・開発・販売を行うクラシコ株式会社(以下、クラシコ)【創業:2008年 / 所在地:東京都港区 / 代表取締役CEO:大和 新(おおわ あらた)】は、最先端テクノロジーを活用したサステナブルなファッションを提案するSynflux株式会社(以下、Synflux)とコラボレーションプロジェクトを開始しました。
この取り組みは、AI技術を活用して生地廃棄を最小限に抑える次世代のものづくりを実現するもので、環境負荷を軽減しながら、デザインと機能性を両立する持続可能なユニフォーム製造を目指しています。
●プロジェクトの背景
クラシコは、医療現場を支えるユニフォームを「大切な仕事道具」として捉え、その製造過程で環境に配慮したアプローチを追求してきました。これまでにも、染色時に必要なCO2排出量を52.7%削減した「先染め」の生地を採用するなど、持続可能な取り組みを進めてきました。
一方で、ファッション業界における生地廃棄の問題は依然として深刻です。この課題に正面から取り組むべく、AIを活用した独自のアルゴリズムを開発したSynfluxと連携し、医療用ユニフォームの型紙設計を最適化するプロジェクトをスタートしました。
●プロジェクトの内容
今回のプロジェクトでは、Synfluxの独自技術「Algorithmic Couture」(*)を活用して、医療用ユニフォームの型紙設計を大幅に効率化しました。この技術は、衣服の3Dデータを元に、生地を可能な限り無駄なく使用するための最適な型紙配置をAIで分析・計算するものです。具体的には、以下のような手法が採用されています。
- 生地の無駄を極限まで減らすことで、廃棄生地の削減に貢献。同社技術を導入した当社の試算では、従来比で約9~10%の廃棄量の低減が見込めます。これにより、環境負荷を低減するだけでなくコスト削減にもつなげています。
- 型紙配置の最適化:従来の人力による配置では膨大な時間がかかる型紙設計を、AIによる精密な分析と計算で効率化し、短期間で成果を上げました。
- 縫製の効率向上:細かい型紙に頼るのではなく、縫製箇所を増やさずに効率化を実現。工場での縫製作業の工数や電力消費の抑制まで考慮し、多面的な効率向上も見込まれます。
Synfluxとの連携により、従来のデザインやブランドのアイデンティティを保ちながら環境への配慮を可能にした点も重要なポイントです。単に生地の無駄を減らすだけではなく、デザイン性と機能性を両立させることで、医療現場で求められる高いクオリティを維持しました。このプロジェクトは、環境負荷削減とともに、持続可能な未来のものづくりを象徴する一歩となりました。
*Synfluxによる「Algorithmic Couture」は、衣服製造過程での大きな課題の一つであるテキスタイル廃棄を減らすために、アルゴリズムと3D技術を活用して実装された次世代デザインシステムです。衣服の3Dデータから低廃棄に最適化された2D型紙データの生成を可能とし、従来の約15~30%だった布の廃棄率を大幅に削減することが可能となります。
現在の大量生産システムを乗り越える「最適化生産」への転換を掲げ、産業の効率化、環境への配慮、快適性、全ての実現を目指しています。
●プロジェクトを活用した製品について
コラボレーションの第1弾として、1月16日(木)に白衣(メンズ白衣:ショートコート・MOVE)を発売。今後も、本プロジェクトを活用した製品を発売予定です。
メンズ白衣:ショートコート・MOVE
スマートな印象を与えるショートコートは、さっと羽織る感覚で着用することができる程よくリラクシングなシルエット。素材の軽さを生かした軽快でミニマルなデザインに、機能性を兼ね備えたアクティブなシーンで活躍する白衣です。
品番:B19
商品名:メンズ白衣:ショートコート・MOVE
カラー:白
サイズ:XS,S,M,L,XL,XXL
価格:税込32,890円
2025年1月16日(木)発売予定
●Synflux株式会社 代表取締役CEO 川崎 和也氏コメント
「この度、SynfluxのAlgorithmic Coutureを活用した廃棄最少化ウェアの販売を通して、メディカルアパレルの領域で先駆的な取り組みを実践されているクラシコの皆様と新たな第一歩を踏み出せたこと、大変光栄に感じています。SynfluxはこれまでAIやアルゴリズムを用いた持続可能なファッションを実現しようと、スポーツアパレルやファッションブランドとのコラボレーションを進めてきましたが、ユニフォームを手がけるのは今回が初めての試みとなります。医療現場で働かれている皆様の日常に優しく、そして美しく寄り添うクラシコのプロダクトに対して、環境の持続可能性や環境負荷の低減の観点で貢献したいと考えています。2社の協業に引き続きご期待ください。」
●クラシコ株式会社 代表取締役CEO 大和 新コメント
「私たちクラシコは“医療現場に、感性を。”という想いを出発点に、着る人や環境に寄り添う製品づくりを追求してきました。今回、Synfluxさんとの協業で生み出した白衣とスクラブは、AI技術を活用することで環境への配慮と高いデザイン性、そして機能性を同時に実現する、新たな一歩です。両社それぞれの知見と情熱を掛け合わせることで、医療現場で働く方々が誇りを持って着ることができ、なおかつ未来の地球も大切にできるものづくりの可能性が広がりました。ここからさらに発展させ、持続可能な医療アパレルを当たり前にする未来を、Synfluxさんとともに切り拓いていきたいと思います。」
●プロジェクトの意義と今後の展望
アパレル業界は、多くの廃棄物を生み出す産業の一つとされています。今回の取り組みは、単にゴミを減らすだけでなく、効率的な生産システムの構築を通じて、持続可能なメディカルアパレルの実現を目指すチャレンジの一つです。
なお、今回のコラボプロジェクトの内容を取り入れた商品は、1月16日(木)に白衣・2月27日(木)にスクラブがそれぞれ発売予定です。
次のステップとしては、医療スクラブの定番ラインへの技術導入を検討しています。生産枚数が多い商品での活用により、さらなる環境負荷の軽減を図るとともに、Synfluxとの協力を継続し、新しいデザインや技術の可能性を探求していきます。
クラシコはこれからも、AI技術や先端技術を活用しながら、環境に配慮した持続可能な商品を提供し続けます。本プロジェクトを通じて、持続可能なものづくりに対する社会全体の意識を高めるとともに、新しい時代の基準を切り開いていきます。
今回のコラボプロジェクトのきっかけや裏側について、プロジェクトの中心メンバーが語ったnote記事も公開中です。ぜひご覧ください。
「白衣をAIでアップデート」:クラシコ×Synfluxが描く、サステナブルな医療ユニフォームの新常識
●Synflux株式会社 概要
Synfluxは、先端的なデジタル技術を駆使し、惑星のためのファッションをつくるスペキュラティヴ・デザインラボラトリー。あらゆる人が惑星や自然への配慮を持ちながら、活き活きとした個人として、自分なりの創造性を発露できる再生型創造社会を実現を目指し、次代のファッションシステムの変革に向けて活動しています。
衣服製造過程での大きな課題の一つであるテキスタイル廃棄を減らすために、アルゴリズムと3D技術を活用した革新的なデザインシステム「Algorithmic Couture」を独自に開発し、運用しています。このシステムを使用することで、衣服の3Dデータから低廃棄に最適化された2D型紙データを自動で生成することが可能となり、従来の約15~30%だった布の廃棄率を、大幅に削減することが可能です。現在の大量生産システムを乗り越える「最適化生産」への転換を掲げ、産業の効率化、環境への配慮、快適性、全ての実現を目指しています。
会社名:Synflux株式会社
本社所在地:東京都中央区東日本橋2-26-8
代表取締役CEO:川崎 和也
URL:https://www.synflux.io/
●クラシコ株式会社 概要
「かっこいい白衣がない」というある医師の一言をきっかけに、メディカルアパレルブランドのクラシコは2008年に誕生し、「医療現場に、感性を。」というミッションのもと、デザイナーの感性と高い機能性を両立した医療用白衣やスクラブを展開しています。
日本国内の医師の認知率は47%(*)、「仕事のモチベーションになる」「患者さんとのコミュニケーションのきっかけになる」など、最前線で働く医療従事者からも、クラシコの感性的なはたらきを評価いただいています。
クラシコは医療従事者に対して、アパレルを通じた「心の温度をあげる」アプローチで、医療の持続可能性に貢献しています。
*株式会社メンタルヘルステクノロジーズと共同実施:419名の医師向けアンケート調査結果より
会社名:クラシコ株式会社
代表取締役CEO:大和 新(おおわ あらた)
本社所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂9-5-12 パークサイドシックス 2F
コーポレートサイトURL:https://classico.co.jp/
オンラインストアURL:https://www.clasic.jp/
クラシコ株式会社プレスリリース一覧はこちら
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/18274
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
AI技術を活用して生地廃棄を最小限に抑える次世代のものづくりを実現
テーラード技術を取り入れた白衣を中心に、メディカルアパレルの企画・開発・販売を行うクラシコ株式会社(以下、クラシコ)【創業:2008年 / 所在地:東京都港区 / 代表取締役CEO:大和 新(おおわ あらた)】は、最先端テクノロジーを活用したサステナブルなファッションを提案するSynflux株式会社(以下、Synflux)とコラボレーションプロジェクトを開始しました。
この取り組みは、AI技術を活用して生地廃棄を最小限に抑える次世代のものづくりを実現するもので、環境負荷を軽減しながら、デザインと機能性を両立する持続可能なユニフォーム製造を目指しています。
●プロジェクトの背景
クラシコは、医療現場を支えるユニフォームを「大切な仕事道具」として捉え、その製造過程で環境に配慮したアプローチを追求してきました。これまでにも、染色時に必要なCO2排出量を52.7%削減した「先染め」の生地を採用するなど、持続可能な取り組みを進めてきました。
一方で、ファッション業界における生地廃棄の問題は依然として深刻です。この課題に正面から取り組むべく、AIを活用した独自のアルゴリズムを開発したSynfluxと連携し、医療用ユニフォームの型紙設計を最適化するプロジェクトをスタートしました。
●プロジェクトの内容
今回のプロジェクトでは、Synfluxの独自技術「Algorithmic Couture」(*)を活用して、医療用ユニフォームの型紙設計を大幅に効率化しました。この技術は、衣服の3Dデータを元に、生地を可能な限り無駄なく使用するための最適な型紙配置をAIで分析・計算するものです。具体的には、以下のような手法が採用されています。
- 生地の無駄を極限まで減らすことで、廃棄生地の削減に貢献。同社技術を導入した当社の試算では、従来比で約9~10%の廃棄量の低減が見込めます。これにより、環境負荷を低減するだけでなくコスト削減にもつなげています。
- 型紙配置の最適化:従来の人力による配置では膨大な時間がかかる型紙設計を、AIによる精密な分析と計算で効率化し、短期間で成果を上げました。
- 縫製の効率向上:細かい型紙に頼るのではなく、縫製箇所を増やさずに効率化を実現。工場での縫製作業の工数や電力消費の抑制まで考慮し、多面的な効率向上も見込まれます。
Synfluxとの連携により、従来のデザインやブランドのアイデンティティを保ちながら環境への配慮を可能にした点も重要なポイントです。単に生地の無駄を減らすだけではなく、デザイン性と機能性を両立させることで、医療現場で求められる高いクオリティを維持しました。このプロジェクトは、環境負荷削減とともに、持続可能な未来のものづくりを象徴する一歩となりました。
*Synfluxによる「Algorithmic Couture」は、衣服製造過程での大きな課題の一つであるテキスタイル廃棄を減らすために、アルゴリズムと3D技術を活用して実装された次世代デザインシステムです。衣服の3Dデータから低廃棄に最適化された2D型紙データの生成を可能とし、従来の約15~30%だった布の廃棄率を大幅に削減することが可能となります。
現在の大量生産システムを乗り越える「最適化生産」への転換を掲げ、産業の効率化、環境への配慮、快適性、全ての実現を目指しています。
●プロジェクトを活用した製品について
コラボレーションの第1弾として、1月16日(木)に白衣(メンズ白衣:ショートコート・MOVE)を発売。今後も、本プロジェクトを活用した製品を発売予定です。
メンズ白衣:ショートコート・MOVE
スマートな印象を与えるショートコートは、さっと羽織る感覚で着用することができる程よくリラクシングなシルエット。素材の軽さを生かした軽快でミニマルなデザインに、機能性を兼ね備えたアクティブなシーンで活躍する白衣です。
品番:B19
商品名:メンズ白衣:ショートコート・MOVE
カラー:白
サイズ:XS,S,M,L,XL,XXL
価格:税込32,890円
2025年1月16日(木)発売予定
●Synflux株式会社 代表取締役CEO 川崎 和也氏コメント
「この度、SynfluxのAlgorithmic Coutureを活用した廃棄最少化ウェアの販売を通して、メディカルアパレルの領域で先駆的な取り組みを実践されているクラシコの皆様と新たな第一歩を踏み出せたこと、大変光栄に感じています。SynfluxはこれまでAIやアルゴリズムを用いた持続可能なファッションを実現しようと、スポーツアパレルやファッションブランドとのコラボレーションを進めてきましたが、ユニフォームを手がけるのは今回が初めての試みとなります。医療現場で働かれている皆様の日常に優しく、そして美しく寄り添うクラシコのプロダクトに対して、環境の持続可能性や環境負荷の低減の観点で貢献したいと考えています。2社の協業に引き続きご期待ください。」
●クラシコ株式会社 代表取締役CEO 大和 新コメント
「私たちクラシコは“医療現場に、感性を。”という想いを出発点に、着る人や環境に寄り添う製品づくりを追求してきました。今回、Synfluxさんとの協業で生み出した白衣とスクラブは、AI技術を活用することで環境への配慮と高いデザイン性、そして機能性を同時に実現する、新たな一歩です。両社それぞれの知見と情熱を掛け合わせることで、医療現場で働く方々が誇りを持って着ることができ、なおかつ未来の地球も大切にできるものづくりの可能性が広がりました。ここからさらに発展させ、持続可能な医療アパレルを当たり前にする未来を、Synfluxさんとともに切り拓いていきたいと思います。」
●プロジェクトの意義と今後の展望
アパレル業界は、多くの廃棄物を生み出す産業の一つとされています。今回の取り組みは、単にゴミを減らすだけでなく、効率的な生産システムの構築を通じて、持続可能なメディカルアパレルの実現を目指すチャレンジの一つです。
なお、今回のコラボプロジェクトの内容を取り入れた商品は、1月16日(木)に白衣・2月27日(木)にスクラブがそれぞれ発売予定です。
次のステップとしては、医療スクラブの定番ラインへの技術導入を検討しています。生産枚数が多い商品での活用により、さらなる環境負荷の軽減を図るとともに、Synfluxとの協力を継続し、新しいデザインや技術の可能性を探求していきます。
クラシコはこれからも、AI技術や先端技術を活用しながら、環境に配慮した持続可能な商品を提供し続けます。本プロジェクトを通じて、持続可能なものづくりに対する社会全体の意識を高めるとともに、新しい時代の基準を切り開いていきます。
今回のコラボプロジェクトのきっかけや裏側について、プロジェクトの中心メンバーが語ったnote記事も公開中です。ぜひご覧ください。
「白衣をAIでアップデート」:クラシコ×Synfluxが描く、サステナブルな医療ユニフォームの新常識
●Synflux株式会社 概要
Synfluxは、先端的なデジタル技術を駆使し、惑星のためのファッションをつくるスペキュラティヴ・デザインラボラトリー。あらゆる人が惑星や自然への配慮を持ちながら、活き活きとした個人として、自分なりの創造性を発露できる再生型創造社会を実現を目指し、次代のファッションシステムの変革に向けて活動しています。
衣服製造過程での大きな課題の一つであるテキスタイル廃棄を減らすために、アルゴリズムと3D技術を活用した革新的なデザインシステム「Algorithmic Couture」を独自に開発し、運用しています。このシステムを使用することで、衣服の3Dデータから低廃棄に最適化された2D型紙データを自動で生成することが可能となり、従来の約15~30%だった布の廃棄率を、大幅に削減することが可能です。現在の大量生産システムを乗り越える「最適化生産」への転換を掲げ、産業の効率化、環境への配慮、快適性、全ての実現を目指しています。
会社名:Synflux株式会社
本社所在地:東京都中央区東日本橋2-26-8
代表取締役CEO:川崎 和也
URL:https://www.synflux.io/
●クラシコ株式会社 概要
「かっこいい白衣がない」というある医師の一言をきっかけに、メディカルアパレルブランドのクラシコは2008年に誕生し、「医療現場に、感性を。」というミッションのもと、デザイナーの感性と高い機能性を両立した医療用白衣やスクラブを展開しています。
日本国内の医師の認知率は47%(*)、「仕事のモチベーションになる」「患者さんとのコミュニケーションのきっかけになる」など、最前線で働く医療従事者からも、クラシコの感性的なはたらきを評価いただいています。
クラシコは医療従事者に対して、アパレルを通じた「心の温度をあげる」アプローチで、医療の持続可能性に貢献しています。
*株式会社メンタルヘルステクノロジーズと共同実施:419名の医師向けアンケート調査結果より
会社名:クラシコ株式会社
代表取締役CEO:大和 新(おおわ あらた)
本社所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂9-5-12 パークサイドシックス 2F
コーポレートサイトURL:https://classico.co.jp/
オンラインストアURL:https://www.clasic.jp/
クラシコ株式会社プレスリリース一覧はこちら
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/18274
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ