湯の花の本尊 開帳 和歌山県田辺市本宮町の東光寺で法要
和歌山県田辺市本宮町湯峯にある東光寺で8日、初薬師の開扉法要が営まれ、湯の花によってできたという本尊が開帳された。一般向けの開帳はこの日だけで、湯の峰温泉の繁栄や参拝者の所願成就などを祈願した。
東光寺があるのは、入浴できる世界遺産として知られる「つぼ湯」のそば。湯の峰温泉は約1800年前に見つかったとされ、東光寺がある場所が最初の噴出地だと伝えられている。
本尊は高さ約2・6メートルで、胸にある穴から湯が湧き出していたために「湯胸(ゆのむね)薬師」と呼ばれ、それが「湯の峰」の名前の由来になったといわれている。
法要には約20人が参列した。田中亮保住職(72)が読経するなどして「世界が平和で、ご家族が笑顔で過ごせる一年になれば」と呼びかけた。
参列した地元の和田佳子さん(69)は「今年一年健康で過ごせることや湯の峰温泉の発展を祈った」と話していた。
東光寺があるのは、入浴できる世界遺産として知られる「つぼ湯」のそば。湯の峰温泉は約1800年前に見つかったとされ、東光寺がある場所が最初の噴出地だと伝えられている。
本尊は高さ約2・6メートルで、胸にある穴から湯が湧き出していたために「湯胸(ゆのむね)薬師」と呼ばれ、それが「湯の峰」の名前の由来になったといわれている。
法要には約20人が参列した。田中亮保住職(72)が読経するなどして「世界が平和で、ご家族が笑顔で過ごせる一年になれば」と呼びかけた。
参列した地元の和田佳子さん(69)は「今年一年健康で過ごせることや湯の峰温泉の発展を祈った」と話していた。