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社会現象となった“異変”探し無限ループゲーム『8番出口』 実写映画化 ゲーム開発者KOTAKE CREATE氏「とても楽しみ」

『8番出口』2025年実写映画公開決定 (C)2025 映画「8番出口」製作委員会
『8番出口』2025年実写映画公開決定 (C)2025 映画「8番出口」製作委員会
 2023年にインディーゲームクリエイターのKOTAKE CREATE氏がたったひとりで制作し、全世界累計140万ダウンロードを突破し、瞬く間に社会現象となった、“異変”探し無限ループゲーム『8番出口』が実写映画化され、来年(2025年)公開されることが発表された(配給:東宝)。あわせて、「全世界向け 映画化発表映像」が解禁となった。

【動画】『8番出口』全世界向け 映画化発表映像

 蛍光灯に照らされた、無機質な白い地下通路を歩いていく。しかしいつまで経っても「出口」にたどり着くことができない。何度もすれ違うスーツの男に違和感を感じ、やがて自分が同じ地下通路を繰り返し歩いていることに気付く。そして壁に掲示された不可思議な[ご案内]を見つける。

 「異変を見逃さないこと(Do not overlook any anomalies.)」
 「異変を見つけたら、すぐに引き返すこと(If you find an anomaly, turn back immediately. )」
 「異変が見つからなかったら、引き返さないこと(If you do not find any anomalies, do not turn back.)」
 「8番出口から、外に出ること(Go out from Exit 8.)」

 通路に“異変”があれば逆方向へ引き返し、なければそのまま前に進む。「1番出口」「2番出口」「3番出口」……。正しければ「8番出口」に近づき、ひとつ見落としてしまえば「0番出口」(ふりだし)に戻る。果たして、突如迷い込んでしまった無限回廊から抜け出すことができるのか?

 日本によくある地下鉄の駅を舞台に、無限にループする地下通路に閉じ込められたプレイヤーがさまざまな“異変”に恐怖しながら「8番出口」を目指す、というシンプルながら独特で不気味な世界観が話題を呼び、個人制作の短編ゲームとしては異例の大ヒットを記録。国内外を問わず熱狂的なファンが存在しており、その人気は今もなお加速している。

 そんな“異変”探し無限ループゲームを実写映画化。ゲーム開発者のKOTAKE CREATE氏は、「ストーリーが無いゲームをどう映画にするのかと思っていたのですが、『8番出口』の世界観や雰囲気を壊すことなく、映画として面白い物になっていると思います! 撮影現場も見学させていただき、あの地下通路やおじさんが目の前に存在していて本当にすごかったです!ぜひ楽しみにお待ちいただけると幸いです!」と絶賛のコメントを寄せている。

 解禁となった映像に映るのは、どこにでもありそうな地下通路。左の壁に貼られた6枚のポスターと防犯カメラ作動中の看板。右の壁には禁煙の看板と3つの扉と屋内消火栓。そして通路の天井には、「↑出口8」の看板が黄色く光っている。ゆっくりと通路を進んで行くと、途中でスーツ姿の男とすれ違う。道なりに角を曲がると、目の前にまた同じ地下通路が伸びており、先ほど通りすぎたはずのスーツ姿の男がまたこちらへ向かってくる。そして――。摩訶不思議なエンドレスループ映像となっている。

■原作者:KOTAKE CREATEのコメント

 『8番出口』が実写映画化します! 2023年11月末にゲームを発売し、その約1年後には映画化が発表されているとは全く思っていなかったので、驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。 映画の話が来た時は、ストーリーが無いゲームをどう映画にするのかと思っていたのですが、『8番出口』の世界観や雰囲気を壊すことなく、映画として面白い物になっていると思います! 撮影現場も見学させていただき、あの地下通路やおじさんが目の前に存在していて本当に凄かったです! ぜひ楽しみにお待ちいただけると幸いです! 僕も公開がとても楽しみです!



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