和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

タイミー、スポットワークを通じて大阪を中心とする地場産業の雇用を支援する実証プロジェクトを開始

株式会社タイミー
MUIC Kansaiの「『Work to Link』プロジェクト」と連携し、人手不足・技能継承等の課題解決を推進




スキマバイトサービス「タイミー」を提供する株式会社タイミー(所在地:東京都港区、代表取締役:小川 嶺)は一般社団法人関西イノベーションセンター(所在地:大阪府大阪市、理事長:早乙女実)と業務委託契約を締結し、同法人が運営するイノベーション拠点「MUIC Kansai」が推進する課題解決プログラムとして「タイミー」を活用した「伝統・地場産業雇用支援」の実証プロジェクト(※1)を開始します。

当社は今後、スポットワークを活用の上、大阪の伝統・地場産業の雇用を支援し、人手不足や技能継承等にまつわる課題解決を目指すとともに、製造業におけるスポットワーク活用を促進していきます。

※1 「Work to Link」プロジェクト 
https://worktolink.muic-project.jp/

本連携の背景
大阪の地場産業は、江戸時代から存立・発展した産業や明治維新を契機に西欧から移入され発展した産業における製造業を中心としています。全製造業に占める大阪府内同産業の割合は事業所数で3分の1強、出荷額で5分の1に及びます(※2)。

一方、全国の製造業企業の過半数が後継者不在となっています(※3)。加えて厚生労働省の調査では、製造業の9割が新卒・中途採用や退職者の再雇用など技能継承の取り組みを実施しているものの、約6割が「技能継承に問題がある」と回答しており、事業者と人材との接点の創出が急務となっています(※4)。

「タイミー」には、900万人(24年9月時点)を超える働き手が登録しており、これまで物流・飲食・小売業を中心に様々な業界の人手不足の課題と向き合ってきました。その中で、「タイミー」での就業をきっかけに憧れだった「ものづくり」の仕事で長期就業に移行した事例(※5)。土地柄、人が集まりにくいとされていた金属塗装業の事業者が「タイミー」活用をきっかけにリピーターを獲得し、生産量が過去最高となった事例(※6)などが多数生まれてきました。また、24年8月には大阪府と事業連携協定を締結し、観光業、飲食業、製造業における人材確保や雇用創出、多様な働き方の推進に向けて取り組んでいます(※7)。

このような背景の中、大阪の製造業を中心とした地場産業を取り巻く課題の解決に向け、これまでスポットワークに馴染みが無かった事業者に対して資金面、運営面での支援を通じて、学生や副業利用の会社員、主婦・主夫などタイミーに登録する多様な人材と地場産業との接点を創出します。更に、接点を持った人材との継続的な関係構築に貢献できると考え、この度の事業連携に至りました。


※2 大阪府「大阪の地場産業」https://www.pref.osaka.lg.jp/o110070/mono/jiba2024.html
※3 東京商工リサーチ「2024年 後継者不在率 調査」https://www.tsr-net.co.jp/data/detail/1199039_1527.html
※4 厚生労働省「令和4年度 『能力開発基本調査』」https://www.mhlw.go.jp/content/12602000/001132160.pdf
※5 タイミーラボ「機械設計士を志す若者がタイミーを通じて念願の『ものづくり』を職にするまで」
  https://lab.timee.co.jp/blog/mylife/interview0028
※6 タイミーラボ「採用の入口としても期待が高まる製造業のタイミー活用」https://lab.timee.co.jp/blog/mylife/interview0070
※7 プレスリリース「事業連携協定を大阪府と締結」https://corp.timee.co.jp/news/detail-3368/

実証プロジェクトの全体像





本プロジェクトでは、2025年2月を目処にまずは30社程度の支援から開始し、人材と地場産業の接点の創出と継続的な関係構築にあたって、スポットワークを活用することの有効性などを実証します。そこで得た結果をもとに有効性を生み出すためのフローの標準化を行い、セミナーでの知見発表、そして府内を中心としたものづくり企業への拡大を目指します。

関係者コメント
株式会社タイミー スポットワーク研究所 地方創生グループ 山口 眞司
地場産業において、熟練技能は事業の中核を支えるものであり、高齢化が進む中では「技能継承」を円滑に行うことが重要になります。一方、技能継承を進めるための「人との出会い」の創出が事業者の中で課題となっています。タイミーによるマッチングは「人との出会い」を創出しやすいものであることから、このような社会課題に強く貢献していけるものと考えています。今後、実証の成果をまとめ、有効性の高い取組を多くの事業者に届けてまいります。

株式会社タイミー Business Development本部 Business Planning部 西川 康介
全国各地の製造企業様とお話しさせていただくなかで、どこの企業も「高齢化」「採用難」「離職増」に悩まされていると相談をいただきます。その一方でスポットワーク人材を活用することで、そういった問題が解決する事例が増えております。このプロジェクトを通じてより多くの伝統・地場産業の雇用支援を実現できればと思います。

MUIC Kansai エグゼクティブマネージャー 楠田 武大氏
大阪・関西万博を契機とした社会課題の解決に取り組む中で、地域課題の解決には長年地域に根差している伝統・地場産業の力、企業との連携が不可欠であると実感しております。今回、「働く」事の可能性について関係人口創出の目的を内包したプロジェクトを立ち上げ、タイミー様ともご連携させて頂き、伝統・地場産業への貢献や課題についてしっかり検証して参りたいと思います。

MUIC Kansaiについて
株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループおよび株式会社三菱UFJ銀行が設立した、一般社団法人関西イノベーションセンターが運営する観光産業をテーマにしたオープンイノベーションの創出拠点です。2025年大阪・関西万博を見据え、大企業とスタートアップ、自治体等が連携し、観光産業の課題解決とともに新たな事業創出を目指した活動を行っています。

運営法人 :一般社団法人関西イノベーションセンター
代表者 :理事長 早乙女実
所在地 :大阪府大阪市中央区伏見町3−6−3
開業 :2021年2月
URL :https://www.muic-kansai.jp/

タイミーについて
タイミーは、タグライン「はたらくに“彩り”を。」をテーマに、「働きたい時間」と「働いてほしい時間」をマッチングすることで、時間や場所に制約されない自由な働き方を提供するスキマバイトサービスです。働き手は、働きたい案件に申し込むだけで、履歴書や面接無しですぐに働くことができ、勤務終了後すぐにお金を受け取れます。 事業者は、求めるスキルや、来てほしい時間を最短1時間から設定するだけで、条件にあった働き手と、システムを介して自動的にマッチングします。タイミーは、いつでも、どこでも、人生のどんなフェーズにおいてもその人らしい「はたらく」に手を伸ばせる「ワークバリアフリー」な社会の実現を目指します。そして、「はたらく」を通じた出会いや体験が働き手の人生の可能性を広げ、世の中にうれしい時間を増やしてまいります。



タイミーのダウンロードはこちらから:https://app.adjust.com/crz4d3a

会社概要
設立 :2017年8月
代表者:小川 嶺
所在地:東京都港区東新橋1丁目5-2 汐留シティセンター35階
証券コード   :215A
URL :https://corp.timee.co.jp/
タイミーラボ:https://lab.timee.co.jp/
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