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稲垣吾郎、「一生分怒った」ベートーヴェン演じて100公演 真逆な人格に憧れ

「一生分怒った」とベートーヴェン役について語った稲垣吾郎 (C)ORICON NewS inc.
「一生分怒った」とベートーヴェン役について語った稲垣吾郎 (C)ORICON NewS inc.
 歌手・俳優の稲垣吾郎が24日、主演舞台『No.9 ―不滅の旋律―』100回目の公演を迎えるにあたって、都内で囲み取材に応じ、ずっと演じてきたベートーヴェンの役柄について語った。

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 主演の稲垣と演出の白井晃のタッグにより、ドイツの音楽家ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの半生をたどり、彼の苦悩の人生と創作の深層に迫る同作。さらに、今年は「第九」がウィーンで初演を迎えてから200年の節目にあたる。そしてきょう24日が、2015年からはじまり、18、20年と続いてきた舞台の通算100回目の上演となる。

 100回目の上演を迎えた稲垣は「うれしいですね。感謝の気持ちでいっぱい。ちょっと計算してみたら10万人以上のお客様が来てくださった。それほどの方に劇場に来ていただいて、この舞台は特に、お客さんも一緒になってベートーヴェンの世界、音楽を奏でていく感じがする。僕らもいつも舞台の上で感動しています。何度やっても『第九』が流れる瞬間にぞわってくる。音楽の力ってすごいな思いながら演じています」としみじみと喜びを語った。

 また、豊かな音楽の才能に恵まれながらも、複雑で偏屈な性格なベートーヴェンを演じることについて「僕と全く真逆な人間なので、もうひと人格として持っておくのもおもしろい」と話した。「ベートーヴェンはいつも感情をむき出しにして、僕はどちらかというとポーカーフェイス気味というか、隠すタイプなので、憧れがありますね」と言い、舞台で異なる人格を演じる楽しさがあると話した。そう言う稲垣に白井は「おっしゃってましたよね。舞台で一生分怒ったって」と語った。

 今後も「やれる限りずっと、もちろんこのメンバーで。それはずっと僕の中に思いとしてありますし、やれる自信もありますし」と思いを噛み締めていた。

 囲み取材には剛力彩芽も登壇した。

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提供:oricon news
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