【鎌倉女子大学】株式会社コドモンとの産学連携 保育者向けの「手遊び」動画を制作~子どもの発達を支援・把握できる「手遊び」提供で保育の質向上を目指す~
鎌倉女子大学(神奈川県鎌倉市 学長:福井一光)の児童学部児童学科『保育学ゼミナール(浅井拓久也准教授)』が、株式会社コドモン(本社:東京都港区 代表取締役:小池義則)との産学連携活動において、乳幼児教育に関わる保育者などを対象にした「手遊び」動画55本を制作しました。「手遊び」を子どもと楽しむ遊びの手段として紹介するだけではなく、「手遊び」それぞれの動作が子どもの発達状況の把握や、子どもの成長にどのような効果をもたらすのかを具体的に解説していることが特徴です。
制作した「手遊び」動画は、株式会社コドモンが運営する保育現場での資質や専門性向上に寄与する保育者のためのオンライン研修サービス「コドモンカレッジ」内で公開されています。保育活動の中で「手遊び」をすることは、子どもの発達状況を細かく理解できたり、歌うことや手を動かすことで子どもの成長を促したりと、保育者が子どもの様子を細かく把握する大きな助けになります。世の中には数多くの「手遊び」動画があふれており、現場の保育者もどの「手遊び」が子どもの発育にどのような効果があるのかを見定めるのが難しい状況になっています。動画内で「手遊び」の各動作のもたらす効果を具体的に解説していることで、こうした保育現場の諸課題に対応しています。
<児童学部児童学科 浅井拓久也准教授のコメント>
「これから保育者になる学生が保育者に手遊びを教える」 もしかしたら無謀とも言えることに私のゼミ生は果敢に挑戦しました。3年あるいは4年間、本学で学んだたくさんの知識や技術を総動員して手遊びを考える過程は、まさに点と点がつながり線になっていくようでした。様々な試行錯誤の結果、55のオリジナル手遊びが完成しました。オリジナル手遊びに込められた保育や子どもに対するゼミ生の思いを読み取ってほしいと思います。
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