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武尊、来年3・23『ONE』日本大会でロッタンと対戦決定 モラエスvs.若松佑弥のフライ級タイトル戦も

『ONE』日本大会でロッタンと対戦する武尊 (C)ORICON NewS inc.
『ONE』日本大会でロッタンと対戦する武尊 (C)ORICON NewS inc.
 格闘家の武尊が16日、都内で行われた格闘技『ONE Championship(以下ONE)』の会見に登壇し、来年3月23日に開催される日本大会(さいたまスーパーアリーナ)でロッタン・ジットムアンノン(タイ)と対戦することが発表された。今年1月の日本大会で対戦予定だったものの、ロッタンの負傷により中止となっていた幻のカードが、改めて実現する。

『ONE』日本大会で武尊と対戦するロッタン・ジットムアンノン

 K-1で3階級を制覇した武尊は、2022年6月の『THE MATCH 2022』で那須川天心と対戦し、判定で敗退。その後にK-1を離脱し『ONE』に戦いの場を移した。初戦となる今年1月、フライ級キックボクシング世界タトルマッチでスーパーレック・キアトモー9と対戦し、激闘の末に判定負け。再起戦となった9月のタン・ジン戦では、1ラウンドにダウンを奪われるも2ラウンドに逆転KOで、待望のONE初勝利を飾った。

 対するロッタンは10歳でプロデビューし、若くしてムエタイで多数の王座を獲得。2018年6月には天心と「初代RISE世界フェザー級王座決定戦」で対戦し、延長にもつれ込む接戦の末、判定負けを喫し王座獲得に失敗したが、天心を最も追い詰めた選手として評価された。19年8月にONEムエタイ世界フライ級王座を獲得。長年王座を防衛したが、今年11月の6度目の防衛戦で体重超過&ハイドレーションテスト失格により王座を剥奪された。

 会見の冒頭であいさつしたチャトリ・シットヨートンCEOはこの試合のほか、アドリアーノ・モラエスvs.若松佑弥のフライ級MMA世界タイトルマッチも発表。さらなる追加カードは来年1月に発表予定だが、日本人ファイターの野杁正明、秋元皓貴、KANA、そして青木真也の参戦に期待すると予告した。

 マイクを持ったロッタンは「前回はケガでキャンセルしてしまい残念だったけど、また試合が実現してうれしい。日本は第2のホームなので、僕の強さをしっかり見せたい」と意気込みを語る。

 対する武尊は「やっと戦えるのがうれしい。前回はロッタン選手のケガで試合が流れてしまったけど、改めて試合が決まって引き寄せ合う運命だったと思った。どっちかが壊れるような最高の壊し合いをしたい。僕も現役の最終章に入ってきたので、集大成として日本の皆さんに勝つ姿を見せたい」と決意を込めた。

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武尊、戦いへの原動力は「世界的な格闘技の盛り上がり」旧K-1勢の活躍からも刺激
提供:oricon news
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