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現職・真砂氏が出馬表明 来年4月の田辺市長選、和歌山

真砂充敏氏
真砂充敏氏
 和歌山県田辺市の真砂充敏市長(67)が11日、任期満了に伴う市長選挙(来年4月20日告示、27日投開票)に、6選を目指して立候補すると表明した。市長選への出馬表明は真砂氏が初めて。

 市役所内の記者室で会見した真砂氏は「熟慮に熟慮を重ねた結果、引き続き市長の職責を担うにふさわしいか否かについて市民の皆さまの審判を仰ぎたいと考え、出馬表明することにした」と述べた。

 これまでを振り返り、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を核とした交流人口の増加や関係人口の創出などに取り組んできたと説明。その上で、次の任期の目標として、人口減少対策に対して具体的かつダイナミックな政策を投入したいと述べた。

 市内には高等教育機関がなく、18歳になると市外に出ていく若者が多いと指摘。そんな中、市内に大学を設立する構想が浮上していることを明らかにし、その実現に向けて力を注ぎたいと語った。さらに、市と連携協定を結んでいる大学をはじめ、国内外の大学に学びの場として活用してもらう取り組みにも力を入れ、「大学生がいるまち」をつくっていきたいと述べた。

 真砂氏は1996年に旧中辺路町長に初当選。新田辺市の発足に伴って行われた2005年5月の市長選で初当選し、現在5期目。

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