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『光る君へ』伊藤健太郎、戦闘シーンで大立ち回り「ピリッと緊張感がありました」【君かたり】

大河ドラマ『光る君へ』の場面カット(C)NHK
大河ドラマ『光る君へ』の場面カット(C)NHK
 大河ドラマ『光る君へ』(毎週日曜 後8:00 NHK総合ほか)キャストの撮影現場からのコメントを届ける「君かたり」が、同局の公式サイト内で更新された。今回は、双寿丸を演じる伊藤健太郎の声を紹介する。

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――刀伊の入寇のシーンを演じて

時代物での戦うシーンって本当に命の取り合いというか、双寿丸も双寿丸の考え方があって、「敵を倒すことで民を守ることができる」ってセリフもあるくらいなんですけど、やっぱりすごく気合いも入るし、普段まひろとか賢子の前で話していたときの双寿丸の感じとは、やっぱりちょっと違った感覚にはなるというか、もちろんここで手柄をあげて、どんどんどんどん上に武功を立てるっていうことを目的ではいるんですけど、すごく背筋が伸びる感覚が自分の中ではあったというか、ピリッと緊張感がありましたね。

途中で双寿丸がまひろを助けたりとか、自分を助けようとして、自分の仲間が斬られたときに覚醒して、そこからまたより一段強くなるっていうのがあったので、だからそこの緩急というか、ちょっと抑えめで最初やって、そこからさらにもう一段ギアをあげるというか、そういうのは意識しましたね。

――武者として戦いに臨む双寿丸の気持ち

すごく複雑な気持ちはもともとあったと思うんですけど、複雑な気持ちというか、人を殺したりっていうことで、武者なのでそれが仕事でもあるんですけど、ただいつ自分が命を落とすかわからないし、絶対にそこで自分が勝ち続けていけるっていう保証もない中に突っ込んでいくっていう部分の緊張感というか、すごくあったと思うんですけど、ただそれを押し殺すというかそれが消えるくらい、ここでなんとかどんどんどんどん自分は上に武功を立てて、どんどんどんどん上がっていくんだってう気合いのほうが強かったと思うので、いつ前にバコーンって行ってもおかしくないような感情だったのかなと思いますかね。

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