とろサーモン久保田、盗撮被害受け“古い昭和のノリ”と否定 「みんな同じ人間で道徳もある」強く呼び掛け
お笑いコンビ・とろサーモンの久保田かずのぶ(45)が12月1日放送のフジテレビ系『ワイドナショー』(毎週日曜 前10:00)に出演。盗撮被害について言及した。
【写真】“証拠”としたとろサーモン久保田の投稿
久保田は11月23日、自身のXで、一部マスコミからの盗撮被害を告白。「今年の9月くらいから連日連夜マンションの周りに蔓延り撮影してる人間がいます。居酒屋まで着いてきて車の中から盗撮したり、タクシーの後ろを並走したり」と、盗撮したとみられる人物や車両の写真も添え「マンションの玄関まで来てる時もありました。ほぼ犯罪です。証拠動画あります。芸能人盗撮の撮影罪の法定刑は、3年以下の拘禁刑または300万円以下の罰金です。警察に届け出も考えてます」と、存在しない罪をひきあいにして法的措置も匂わせていた。
スタジオに登場した久保田は改めて「みんなが思っているようなことなんですけど、2、3ヶ月ずっと付きまとわれています」と報告。「居酒屋に行っても向こうの方から、車から光を照らして撮ってるとか、入口出たら張っているとか」と詳細に説明。「最初は面白く終わればいいかなと思って…」とボケで対応していたが「どんどん腹立ってきて。やたら長いなと思って」「挙句にマンションに入ってきたり、一番ひどいのはスーパーかな」と、後ろからカメラを撮る動作のまま撮影されていたことを明かした。
付きまとわれている最中の動画を撮って証拠を残し、さらにこの日の出演について「一応、電話してきました」と番組で話すことも伝えたという。
ここからタレントのプライバシー侵害についての議論に。ロンドンブーツ1号2号の田村淳は「僕も出版社に電話したりするタイプなんで、なんで事実でないことを載せたりするんですか」と、過去に逆取材したと告白。「向こうの理屈があるんですけど、とてものめる理屈ではない」「間違った情報をこんなに拡散されるのは迷惑でしかない」と話し、「久保田みたいに行動を起こすしかない」と考えを述べた。
石原良純が「精神的負担が大きいからこういうふうになる。追われている人って…。それとは何が違うのかなと思う」と聞くと、久保田は「こういうことを言うと、報道の自由だとかぬかすんです。じゃあ、(マスコミが)写真をあげたせいで熱が出て2日間仕事を休んだら業務妨害やろ」と主張した。
ここで犬塚浩弁護士が「2つの問題がある」と解説。「取材する過程でつきまとうようなことについて不愉快な思いをするという点と、週刊誌の内容は自分自身のプライバシー侵害や名誉を傷つける内容であること」とし、「タレントさんについては裁判所の考え方も、一般の方よりプライバシーの考え方が少し違っているところがありまして」と伝えた。
オズワルドの伊藤俊介の「こっちが発信するのはいいけど、そっちが勝手に拾って…。ネタをパクられるのと一緒」という意見には犬塚弁護士は「どこが分岐点なのかが分からない」と説明。それでも「私有地においてはアウト」とし、「過去の判例では部屋にいるところを望遠レンズで覗いたことも」と説明した。
その後、過去の芸能マスコミとタレントの関係性に話が広がり、石原は「かつてはウィンウィンの関係があった」としつつも『FOCUS』の雑誌名を挙げて「撮影してスッパ抜き。そういう時代で分岐点があって」とし「何週間もって…何を書こうと思っているのか」と疑問を投げかけた。
久保田は「報道の自由とか言うけど、昔と今違うし。そのノリでくるな」ときっぱり。「昭和63年みたいな考えの奴が来て『どうですか』とか。そうじゃない」と反論。東野幸治は「おいしいと思える範囲を超えてくる」、淳は「昔は芸能メディアが僕たちが告知したいことを言ってくれていた、今は真逆。本人が発信しないことを明るみにしてやろうとしていることにつながっている」とコメントした。
改めて淳は久保田に「本当に訴えたいの?」と聞くと、「正直言うと、これ以上ほかの芸能人の方に迷惑がかかってて、言いたいことを言えない人、めっちゃ多いと思う」とコメント。「どっかで言わないといけなくて。みんなテレビとかニュースとか報道とかになったら自由だとか、向こうにも仕事があるとか言うけど、みんな同じ人間で道徳もある。撮ったやつの子どもさらすぞと言ったら嫌でしょ。昔みたいな考え方は古いぞと。傷つく人もいるから、もうちょっとわかってくれと言いたい」と熱を込めて呼びかけた。
【写真】とろサーモン久保田、インターハイ出場していた…テニスウエア姿に
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【写真】“証拠”としたとろサーモン久保田の投稿
久保田は11月23日、自身のXで、一部マスコミからの盗撮被害を告白。「今年の9月くらいから連日連夜マンションの周りに蔓延り撮影してる人間がいます。居酒屋まで着いてきて車の中から盗撮したり、タクシーの後ろを並走したり」と、盗撮したとみられる人物や車両の写真も添え「マンションの玄関まで来てる時もありました。ほぼ犯罪です。証拠動画あります。芸能人盗撮の撮影罪の法定刑は、3年以下の拘禁刑または300万円以下の罰金です。警察に届け出も考えてます」と、存在しない罪をひきあいにして法的措置も匂わせていた。
スタジオに登場した久保田は改めて「みんなが思っているようなことなんですけど、2、3ヶ月ずっと付きまとわれています」と報告。「居酒屋に行っても向こうの方から、車から光を照らして撮ってるとか、入口出たら張っているとか」と詳細に説明。「最初は面白く終わればいいかなと思って…」とボケで対応していたが「どんどん腹立ってきて。やたら長いなと思って」「挙句にマンションに入ってきたり、一番ひどいのはスーパーかな」と、後ろからカメラを撮る動作のまま撮影されていたことを明かした。
付きまとわれている最中の動画を撮って証拠を残し、さらにこの日の出演について「一応、電話してきました」と番組で話すことも伝えたという。
ここからタレントのプライバシー侵害についての議論に。ロンドンブーツ1号2号の田村淳は「僕も出版社に電話したりするタイプなんで、なんで事実でないことを載せたりするんですか」と、過去に逆取材したと告白。「向こうの理屈があるんですけど、とてものめる理屈ではない」「間違った情報をこんなに拡散されるのは迷惑でしかない」と話し、「久保田みたいに行動を起こすしかない」と考えを述べた。
石原良純が「精神的負担が大きいからこういうふうになる。追われている人って…。それとは何が違うのかなと思う」と聞くと、久保田は「こういうことを言うと、報道の自由だとかぬかすんです。じゃあ、(マスコミが)写真をあげたせいで熱が出て2日間仕事を休んだら業務妨害やろ」と主張した。
ここで犬塚浩弁護士が「2つの問題がある」と解説。「取材する過程でつきまとうようなことについて不愉快な思いをするという点と、週刊誌の内容は自分自身のプライバシー侵害や名誉を傷つける内容であること」とし、「タレントさんについては裁判所の考え方も、一般の方よりプライバシーの考え方が少し違っているところがありまして」と伝えた。
オズワルドの伊藤俊介の「こっちが発信するのはいいけど、そっちが勝手に拾って…。ネタをパクられるのと一緒」という意見には犬塚弁護士は「どこが分岐点なのかが分からない」と説明。それでも「私有地においてはアウト」とし、「過去の判例では部屋にいるところを望遠レンズで覗いたことも」と説明した。
その後、過去の芸能マスコミとタレントの関係性に話が広がり、石原は「かつてはウィンウィンの関係があった」としつつも『FOCUS』の雑誌名を挙げて「撮影してスッパ抜き。そういう時代で分岐点があって」とし「何週間もって…何を書こうと思っているのか」と疑問を投げかけた。
久保田は「報道の自由とか言うけど、昔と今違うし。そのノリでくるな」ときっぱり。「昭和63年みたいな考えの奴が来て『どうですか』とか。そうじゃない」と反論。東野幸治は「おいしいと思える範囲を超えてくる」、淳は「昔は芸能メディアが僕たちが告知したいことを言ってくれていた、今は真逆。本人が発信しないことを明るみにしてやろうとしていることにつながっている」とコメントした。
改めて淳は久保田に「本当に訴えたいの?」と聞くと、「正直言うと、これ以上ほかの芸能人の方に迷惑がかかってて、言いたいことを言えない人、めっちゃ多いと思う」とコメント。「どっかで言わないといけなくて。みんなテレビとかニュースとか報道とかになったら自由だとか、向こうにも仕事があるとか言うけど、みんな同じ人間で道徳もある。撮ったやつの子どもさらすぞと言ったら嫌でしょ。昔みたいな考え方は古いぞと。傷つく人もいるから、もうちょっとわかってくれと言いたい」と熱を込めて呼びかけた。
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