のとじま臨海公園水族館に戻ったカマイルカ(石川県七尾市で)=アドベンチャーワールド提供
能登半島地震で被災した石川県七尾市の「のとじま臨海公園水族館」から、和歌山県白浜町の「アドベンチャーワールド」へ一時避難していたカマイルカ4頭が27日、水族館へ戻った。水族館の復旧が進み、受け入れ態勢が整ったという。
水族館は、地震で甚大な被害を受けたため、飼育していたカマイルカ12頭のうち5頭を2月1日からアドベンチャーワールドに預けていた。避難期間中に1頭が体調を崩して死んだが、残り4頭は元気な状態で水族館へ戻った。
アドベンチャーワールドは「(水族館では)まだ厳しい状況が続くと思われるが、できることがあれば、引き続き微力ながら貢献していきたい」と話した。