光岡自動車は21日、創業55周年記念コンセプトモデルとして2023年11月に公開した『M55 CONCEPT』（エムダブルファイブ コンセプト）の市販モデル『M55 Zero Edition』（エムダブルファイブ ゼロエディション）を、2025年生産販売台数を限定100台として正式発表。きょう22日よりミツオカ取扱拠点にて抽選販売による申し込み受付を開始する。

【写真】光岡自動車『M55 Zero Edition』内外装＆イメージカット全部見せ

　『M55』は、2023年に創業55周年を記念した新型車で、1968年創業の同社と同じ55年の人生を歩んだ「同世代の方々」をメインターゲットに設定。「感受性豊かな少年・少女時代に体験した様々な出来事や70年代の時代感覚をベースに、当時の夢や希望に満ち溢れ、先の未来を変える大きなエネルギーの中、時代を駆け抜けた方々のマインドをカタチにしたものです」と開発コンセプトを説明している。

　同車は、昨年末「MITSUOKA麻布ショールーム/GALLERY麻布」で展示。今年1月にも「MITSUOKA富山ショールーム」に展示され、多くの人たちから注目を集めた。昨年11月から今年1月に公開された特設サイトには、応援メッセージボックスに1300通を超える市販化熱望の声が寄せられたという。またそのデザインから。発表時、SNSなどで「『ケンメリ』みたい」「『チャレンジャー』っぽい」と話題になっていた。

　今回、発表・発売する『M55 Zero Edition』は、外装カラーが「レジェンダリーグレーメタリック」、6速マニュアル車のみのワングレード。また、『M55 Zero Edition』の特別仕様として「専用リヤガラスルーバー」「専用アルミホイール」「【Zero Edition】ロゴ刺繍入り専用本革シート」などを標準装備し、特別感あふれるモデルとなっている。

　ベース車の供給を受けるにあたり、同社入庫時には新規登録が必要となるため、全車2024年に新規登録済み車輌となり、納車時は中古新規登録（初回車検は2年）となる。また同社は、「今後の『M55』シリーズは、順次CVT、e:HEVをベースにした追加モデルの投入も検討してまいります」と今後の展開にも含みを持たせた。

　なお、抽選販売のお申込み受付期間は、2025年1月19日まで。また、期間内であっても応募者数が350名に達した時点で終了となる。25年の生産販売台数は100台となっており、メーカー希望価格は808万5000円となっている。

【前編動画】吉本新喜劇座長・すっちー、こだわりカスタムを施したトヨタの名車を購入
【動画】「カッコイイ！」元プラマイ兼光、2年4ヶ月待った愛車は”アメ車”的な存在感の人気車
【後編動画】カッコイイ！センス良すぎ！吉本新喜劇座長・すっちー、購入したトヨタの“名車”を公開
【写真】オール巨人になった兼光、岩橋は「パンパンや、ホンマ」
【写真70枚以上】発売されたばかりの新型『ランドクルーザー250』内外装全部見せ