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『すかがわ空想フェス 2024』開催 カヴァドンの新形態「ガヴァドン(C)」をお披露目

『すかがわ空想フェス 2024』より (C)円谷プロ
『すかがわ空想フェス 2024』より (C)円谷プロ
 円谷プロダクションは、創業者の円谷英二の故郷である福島県須賀川市で、同市と福島県と共に、イベント『すかがわ空想フェス 2024』を16日、17日の2日間にわたって開催した。

【写真】『ウルトラ6兄弟 THE LIVE ウルトラマン編 ~空想は星空の彼方へ~』より

 円谷プロと須賀川市は、東日本大震災の復興支援をきっかけに、2013年から各種事業を通して協力体制を築いてきた。2023年に締結された提携協定により、「空想の力」を育むまちづくりのため、継続的かつ発展的な活動に取り組んでいる。その取組みの一環として、須賀川市と福島県と共に「空想の力を育むまち」プロジェクト『すかがわ空想フェス 2024』を開催することとなった。イベントが開催された2日間では、ライブステージやグリーティング、さらにパネルディスカッションまで、子どもも大人も「空想」に胸を躍らす企画を展開し、須賀川市内と福島空港に多くのウルトラマンファンが訪れた。

 16日に開催されたオープニングイベントでは、今夏開催された“かいじゅうと●●”をテーマにしたイラスト作品募集企画「空想作品募集」応募作品から、須賀川市長が選んだ特に空想力があふれる作品の発表が行われた。須賀川市内の小学生・中学生の応募723点のイラストの中から、市長が選んだ4作品を制作した生徒たちが登壇し、記念品のプレートが贈呈された。フォトセッションにはウルトラマン、ウルトラセブンが登場し和やかな雰囲気のなか記念撮影が行われた。

 また、16日、17日の両日で『ウルトラ6兄弟 THE LIVE』を実施。須賀川市の公演で初上演となった『ウルトラ6兄弟 THE LIVE ウルトラマン編 ~空想は星空の彼方へ~』では、『ウルトラマン』第15話「恐怖の宇宙線」をベースにした、ドラマチックなストーリーと演出によるライブステージを上演した。地球とは少し違う「世界」で宇宙人の少年たちが空想した怪獣が現実になって現れ、ハヤタ隊員や大人たちを巻き込みながらも空想を広げていくというストーリー。劇中には、デザイン画が公開となったばかりの人気怪獣ガヴァドン(初出は1966年放送『ウルトラマン』)の新形態「ガヴァドン(C)」が登場。「ガヴァドン(C)」はストーリーに登場する宇宙人の少年の空想によって生まれたという設定で、デザインも、実際に子どもが描いた絵を参考にして制作された。

 フィナーレでは『ウルトラ6兄弟 THE LIVE』シリーズの進化したステージをお届け。ウルトラ6兄弟やウルトラマンアーク、ウルトラ怪獣が、パフォーマーとともに登場し、LDH所属の平沼紀久、PATOの演出によるパフォーマンスを行った。空想の力、「ファンタクリエーション」と、勇気・希望・思いやりをテーマに、これまでの公演にはなかったLDHならではのダンスの要素やLED演出を取り入れた大迫力のフィナーレとなった。

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