映画『正体』台湾の映画祭で海外初上映 藤井道人監督が参加「いつかまた横浜流星と一緒に来たい」
俳優の横浜流星主演、藤井道人監督の映画『正体』(11月29日公開)が、台湾の首都・台北市で開催中の「第44回台北金馬映画祭」(11月7日~24日)で16日に上映され、藤井監督が参加した。
【画像】吉岡里帆、森本慎太郎、山田杏奈、山田孝之のメイキング写真も
『正体』のインターナショナルプレミアとなる上映が行われた「MUVIE CINEMAS」は、藤井監督にとって、今年3月に台湾で公開された『青春18×2 君へと続く道』の舞台あいさつでも訪れた映画館。上映終了後、観客の大きな拍手と歓声に包まれて登場した藤井監督は、4年前にさかのぼる同映画の企画のきっかけ、俳優・横浜流星の魅力、本作に込められたテーマなどを熱く語った。
Q&Aも実施され、場内のファンからは質問が続出。なかには「人生に迷っていたが、この映画に救われた」と涙ながらに語る18歳の観客の姿も。その言葉に対して藤井監督は「悩んだりすることは18歳でも、38歳(藤井監督の年齢)でも同じようにあるけれど、いつでもフラットに悩みを相談できる仲間・友達・家族・自分の周りにいる人を大事にすることが、自分の心を軽くすることなんだ、ということを大切に思っています。カッコつけようとすると人生はうまくいかない。悩みを自分のなかに抱え込まずに、仲間を大事にしてください」と優しく語りかけると場内は大きな拍手が沸き起こった。
イベント終了後、観客からは「これまでも藤井監督の作品を数多く観てきたが、『正体』は監督の“人を見つめる優しさ“にあふれている」といった感想を聞くことができた。
藤井監督は、「『青春18×2 君へと続く道』の舞台あいさつで訪れた映画館なので、すごく感慨深かったです。どんな質問がくるかドキドキしていましたが、台湾ならではの、あたたかい雰囲気で、たくさんの質問もしてくれて、拍手も大きくてとてもうれしかったです。台湾には(横浜)流星のファンも多いので、いつかまた、流星と一緒に台湾に来ることができたら…と思います」と話していた。
映画『正体』は、染井為人氏の同名小説(光文社文庫)が原作。日本中を震撼させた殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑判決を受けた鏑木(横浜)が脱走することから物語は始まる。全国に指名手配される中、偽名を使い、容姿を変えながら、沙耶香(吉岡里帆)、和也(森本慎太郎)、舞(山田杏奈)らと出会い、刑事・又貫(山田孝之)の追跡を間一髪で交わしながら逃げ続ける鏑木の真の目的とは?343日間の逃走の果てにたどり着く真相とは?
【動画】映画『正体』主題歌入り本予告映像
【動画】映画『正体』鏑木慶一 キャラクター動画
【画像】映画『正体』場面写真
【画像】別人になりすまし逃亡を続ける鏑木慶一(横浜流星)
横浜流星、自身の正体はなし「役者はミステリアスでいる方が良い」 共演者は「生身」「仕事人」「武士」「おしゃべり」「水」と表現
【画像】吉岡里帆、森本慎太郎、山田杏奈、山田孝之のメイキング写真も
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Q&Aも実施され、場内のファンからは質問が続出。なかには「人生に迷っていたが、この映画に救われた」と涙ながらに語る18歳の観客の姿も。その言葉に対して藤井監督は「悩んだりすることは18歳でも、38歳(藤井監督の年齢)でも同じようにあるけれど、いつでもフラットに悩みを相談できる仲間・友達・家族・自分の周りにいる人を大事にすることが、自分の心を軽くすることなんだ、ということを大切に思っています。カッコつけようとすると人生はうまくいかない。悩みを自分のなかに抱え込まずに、仲間を大事にしてください」と優しく語りかけると場内は大きな拍手が沸き起こった。
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